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TOKIO 城島、NEWS 手越、ジャニーズWEST 中間……日テレが築いた「ジャニーズイジり」とは

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佐藤結衣
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 4月3日に『2016春DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦』がオンエアされた。日本テレビ系列で放送されている番組や、日本テレビが制作・出資する映画の出演者が勢揃いする特別番組だ。

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(C)タナカケンイチ

 『ザ!鉄腕!DASH!!』、『世界の果てまでイッテQ!』、『行列のできる法律相談所』、『しゃべくり007』が交替でMCを務める4部構成。これまで各番組でオンエアされた全映像の中から厳選された、おもしろVTRやスタジオトークにより、番組対抗で勝負するというもの。

 今回の放送分で最も印象深かったのは、ジャニーズ勢のイジられっぷりだ。一般的には「ジャニーズ=スター」というイメージが強かった。しかし、そんな固定観念を打ち破り、親しみやすい存在へと導いたのは日本テレビのバラエティ番組なのではないかとさえ思う。

 そこで、今回の放送内容であった見事な「ジャニーズイジり」の名場面を振り返ろうと思う。そこから見えてくる日本テレビが広げたジャニーズの可能性を見つめていく。

NEWS手越祐也の奔放キャラをイジる

 まずは、4月からレギュラー番組としてスタートした、NEWSの新番組『変ラボ』から。珍プレーとして紹介されたのは、手越が挑んだ神経衰弱の映像。小さなトランプをピンセットでめくるなど、本当に神経をすり減らす神経衰弱をためそうという企画だ。

 なかでも、「日本人の女子大生はみんな同じように見える」という仮説をもとに、女子大生神経衰弱にチャレンジしたときのこと。同じようなメイクや髪型と、見分けがつきにくいはずだったが、手越は「このコ、さっきこっちのカードで見た」とスラスラとクリア。「これ超得意かも」とドヤ顔の手越に、「でしょうね」というテロップ。一度みた女性の顔を忘れない男として、スタジオからも笑いが起こった。

 手越といえばファンに対して「子猫ちゃん」と甘いセリフをテレることなく言い放つことから、モテ男という印象があった。だからこその「でしょうね」なのだ。視聴者の心の声を代弁するかのようなテロップに、思わずクスッとした人も多いのではないか。

 自由な手越を「ジャニーズだから」といって、期待される王子様の枠に当てはめるのではなく、1人の男性としての個性を掘り下げていく。そうすることで、ノビノビとした手越のキャラクターがより引き立つ。過酷なロケの多い『世界の果てまでイッテQ!』で、男性視聴者からも「手越を見直した」という声が多いのも、その結果なのではないだろうか。

ジャニーズWEST中間淳太の運動音痴をイジる

 続いては、番組対抗お祭りバトルコーナーから。海外のスイカ割り祭りを模したゲームに、TOKIO山口達也、NEWS手越、増田貴久、ジャニーズWEST小瀧望、中間が参加。30秒間にスイカ型の風船を素手で何個割れるかを競った。30個全て割りきると期待されていた山口は21個と奮わない結果に「普段スイカを育ててるから」という切り返しは実に見事。

 また、増田が29個、小瀧と手越が28個と健闘するなか、中間だけが12個と全く歯が立たない。デビュー前からシンメトリーとして中間と活動をしてきた桐山照史も「情けない」と渋い顔。

 この状況に耐えきれず、中間自身が「僕、ジャニーズで一番運動音痴なんです」と暴露。これはファンの中では周知の事実だが、ジャニーズ=バク転、ダンス何でもできるというイメージを持っている人にとっては大きなギャップだろう。

 「ジャニーズ=カッコ悪い部分は見せない」ではなく、そこもイジっていいんだという空気を創りだすのが非常にうまい。最終的には、「後半女子になってた」とツッコまれるなど、いわゆるおいしい展開へと発展した。「ジャニーズなのに運動神経が悪い」というキャラで、中間がブレイクする日も近いかもしれない。

立ち位置の迷走、泣き顔のブサイクさをイジる

 この番組だけでも、TOKIO、嵐、関ジャニ∞、KAT-TUN、NEWS、Hey!Say!JUMP、ジャニーズWESTと数多くのジャニーズアイドルが出演。これだけ多くのメンバーの中では、自分の立ち位置やキャラクターの確立に迷走するメンバーもいるだろう。本来、デリケートな話題だと思われるこの部分も、「妬み嫉みグランプリ」として堂々とイジっていった。

NEWS小山慶一郎のアイドルらしくないところをイジる

 ニュースキャスターとして活躍中の小山。スーツのイメージが強くなってきたことから、カジュアルな服装で番組に出演すると東野幸治に「無理してる?」とイジられる。キャスターとしてはもちろん、アイドルとしてもどんどん活躍していきたいと本音をポロリ。

 嵐の二宮和也がドクターフィッシュを体験した際にバスローブから股間がチラ見えしてしまったり、TOKIO城島茂がドラム缶風呂で股間が丸出しになった過去VTRを見て、「僕も股間を自分の顔で隠す仕事がしたい」と語る小山。「立ち位置を見失うジャニーズアイドル」は、小山が見つけた新たな立ち位置になるかもしれない。

関ジャニ∞横山裕のブサイクな泣き顔をイジる

 『ヒルナンデス!』で「Hey!Say!JUMPの出番を取りたい」と公言するなど、日頃から競争心の高い横山。そんな横山が、同じ関ジャニ∞の大倉忠義の涙を流す顔が美しいと妬んでいることを発表。さらに、泣き顔からのさわやかなジャニーズスマイルもうらやましいのだそう。

 実際に、横山の泣き顔を検証してみると、口は半開きで鼻水まで出ている。「自分でもブスだと思う」と話し、さらに先輩のTOKIO山口からは「あれは心の顔だから」と一喝。さらに「『ヒルナンデス!』のワイプ(VTR中に小さくスタジオの様子が映されているもの)の顔を気にしたほうがいい」とイジり続ける。「マジのダメ出しじゃないですか」と横山。今後、「○○しているときもブサイク」とイジられ、笑いが起きることもあるかもしれない。

Hey! Say! JUMP八乙女光の必死に映ろうとする姿勢をイジる

 八乙女は、『スクール革命!』で共演しているJUMPメンバーとの放送にのる時間の差を気にしていると発言。難しいビリヤードやクロス引きなど、なんでもすぐにマスターしてしまう天才肌の知念侑李。何をしても「これぞジャニーズ」と言われる結果を出す知念は、成功例としてオンエアにのる。また一方で、完璧なようでいて抜けたところがある山田涼介は、「ジャニーズなのに」という失敗例として笑いを持っていく。

 それに対し、大抵のことをそつなくこなす八乙女はカットされやすいのだとか。そのため、ロケではボケ倒してくると、アンジャッシュの渡部建に暴露され、恥ずかしい展開に。さらに、羨ましがられているという2人からは「なんとも思ってない」(知念)、「どうでもいい(笑)」(山田)と一蹴。相手にもされていない八乙女をイジり倒した。今後、知念がファインプレーを見せたり、山田が笑いを取った際は、“実は目が笑っていない”という八乙女の表情に注目だ。

     
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