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関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、A.B.C-Z…それぞれのコンサートに見る“一体感”の違いとは?

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高橋梓

 ジャニーズのコンサートに行くと、得られることが多々ある。楽しさはもちろん、感動、ドキドキ感、非日常感…。人によってさまざまだが、その中の一つに「一体感」というものが挙げられると思う。しかし、各グループのコンサートを見てみると、その「一体感」にも違いがあるようだ。そこで今回は、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、A.B.C-Zを例に挙げ、それぞれのコンサートで得られる「一体感」について考えてみたいと思う。

関ジャニ∞

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(C)タナカケンイチ

 関ジャニ∞のコンサートといえば、トロッコやムービングステージ、照明などによる派手な演出が記憶に残る。先日終了したコンサートツアー『関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!』ではバルーンも登場し、ファンを賑わせた。見ているだけで楽しい演出の中、一体感が出ていると感じる瞬間は、メンバーとファンが一緒になって振り付けをする場面ではないだろうか。関ジャニ∞の曲はもちろんダンスナンバーもあるが、メンバー全員でふざけ合いながら、ファンでもすぐに覚えられる振り付けの曲が多いように思う。例えば、「大阪ロマネスク」のサビ、「無責任ヒーロー」の出だし部分とサビ、「ズッコケ男道」のサビなどは、もはや会場にいる全員で踊るのが恒例となりつつある。メンバーの横山裕が「eighterたちは僕らと同じメンバーの一員」と発言しているように、ファンも関ジャニ∞の一員であると感じられる彼らのコンサートは、一体感で溢れているのだ。また、メンバーからファンに向かって感謝のメッセージが伝えられることも多く、そこには確かな絆が感じられる。

Hey! Say! JUMP

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(C)タナカケンイチ

 メンバー全員が20歳を超えたことで、すっかり大人の魅力をアピールするようになったHey! Say! JUMP。先日予約がスタートした2016年度版カレンダーも「いつもとはちょっと違う“オトナ”な顔」が見られるそうだ。コンサートでもその傾向があり、彼らの持ち味である“ワチャワチャ感”を出しつつも、大人の色気を感じるようなパフォーマンスが増えてきている。2014年のツアー『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR smart』では「RELOAD」で見せた白いスーツとハットを被ったパフォーマンスが、2015年のツアー『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival』では「愛よ、僕を導いてゆけ」で見せた白のロングジャケットと赤いスカーフを身に着けて熱いラブソングを歌うパフォーマンスなどが話題となった。そんな彼らのコンサートで感じられる一体感は、「ファン全員が同じタイミングでときめくことができる」点にあるのではないだろうか。基本的にワチャワチャしているメンバーたちも、それぞれきちんと「キメ」を作ってファンのツボをしっかり抑えている。そのため、ファンの黄色い歓声があがるタイミングがぴったり合い、参加するファンも「アイドルのコンサートを見ている」というシチュエーションに存分に浸れるのではないだろうか。大人の魅力をアピールするようになってからは、それがより顕著になっている。

     
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