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柴 那典のチャート一刀両断!

キスマイは「国民的グループ」への階段を登る? ナオト・インティライミ提供の新曲を分析

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柴那典
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(C)タナカケンイチ

参考:2015年10月12日~2015年10月18日のCDシングル週間ランキング(2015年10月26日付)(ORICON STYLE)

 今週のシングルランキングは、1位にKis-My-Ft2の『AAO』、2位にHapiness『Holiday』、3位がMAN WITH A MISSION『Raise Your Flag』となった。

 1位のKis-My-Ft2『AAO』は初週売上18.2万枚を売り上げ、他を大きく引き離すセールスとなっている。彼らは今年7月にリリースされた4枚目のアルバム『KIS-MY-WORLD』も自己最大となる30万枚を超えるセールスを果たした。アルバムリリース時の当サイトの「チャート一刀両断」コラム記事にて石井恵梨子さんも指摘しているとおり、(http://realsound.jp/2015/07/post-3806.html)、ここ最近のキスマイは順調に人気を拡大してきたと言っていいだろう。

 ただし、この18.2万枚という数字をどう見るかについては意見の分かれるところだ。というのも、直近3作のシングルのセールスの数字を比べると、昨年12月にリリースされキスマイ最大のヒットとなった『Thank youじゃん!』は、発売初週で43.6万枚というセールスを記録。今年3月の『Kiss魂』は初動35.6万枚を売り上げている。それに比べるとセールス枚数としては半減しているのである。

 とはいえ、計11種に及ぶさまざまなバリエーションの初回限定盤がリリースされた『Thank youじゃん!』や『Kiss魂』に比べると、この『AAO』のリリース形態は、初回限定盤、通常盤、キスマイSHOP盤の3形態。セールス枚数の減少はそのことが起因していると言っていいだろう。

 そして、このことから、一つの戦略を探ることができる。つまり、今のキスマイは数あるジャニーズ系のグループの中でも「コアなファンがセールスを押し上げるグループ」から「国民的な人気グループ」へのステップを登っていく時期にあると位置付けられているのではないのか、という読みだ。もちろんその見据える先には大先輩であるSMAPがいる。あくまでこれは深読みではあるが、初回仕様の種類を絞ったことも、セールス枚数の減少を犠牲にしつつ、そうしたイメージ転換を図っているのではないかと考えられる。

     
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