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『SCHOOL OF LOCK!』とーやま校長×レコチョク柴崎栄太郎氏特別対談

『SCHOOL OF LOCK!』とーやま校長と『Eggsプロジェクト』柴崎氏が語る"10代の衝動と音楽"「情熱を持ってやったら必ず届く」

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未確認フェスティバル
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 10代アーティスト限定の音楽フェス『未確認フェスティバル』が、8月30日に新木場STUDIO COASTでファイナルステージを行い、初代グランプリにShout it Outが、準グランプリにリーガルリリーがそれぞれ選出された。高校生を対象としていたオーディションイベント『閃光ライオット』の意思を受け継ぐ同イベントは、TOKYO FMをはじめとするJFM全国38局で放送中の10代向け人気番組『SCHOOL OF LOCK!』が、タワーレコード・NTTドコモ・レコチョクが展開する「Eggsプロジェクト」をパートナーに迎えて開催されたものだ。今回リアルサウンドでは、Eggsプロジェクトの中心人物の一人、株式会社レコチョクの執行役員・柴崎栄太郎氏と、『SCHOOL OF LOCK!』でパーソナリティを務めるとーやま校長による対談を、TOKYO FM協力のもと、実際のブースを借りて実施。『未確認フェスティバル』の手応えや意義、現在もインディ・アーティストの支援を続ける「Eggsプロジェクト」と若いアーティストとの交流などを、"10代の衝動"に突き動かされた大人二人に熱く語ってもらった。(編集部)

「彼らは予測できないものがいっぱいあって、そのために生きている」(とーやま)

――先日は第一回の「未確認フェスティバル」が行われました。どんな手応えがありましたか。

とーやま校長:前身の「閃光ライオット」から変わっている部分もあったし、正直、不安はあったんですよ。でもフタを開けてみたら10代のみんなの音楽に対する熱量がめちゃめちゃあって。「今年もすげえことになってるわ」っていう実感を持ちました。

柴崎:全く新しい取り組みとして頑張ろうという第一回なので、応募も昨年の半分くらいになるんじゃないかという心配もあったんですが、例年通りの3000組以上の応募がありました。ライブ審査会場も開場前からライブ審査会場にはアーティストを目指す若者が詰めかけ、それを観に来た若者で開場前から行列ができて、音楽の未来に対して期待が持てるなと実感しました。

――普通のライブイベントと違って「未確認フェスティバル」は出演者とお客さんの双方で作り上げる熱気のあるイベントになっていますよね。

とーやま:そうですね。初めて人前でライブをやるような子たちも出てるんですよ。袖でもガッチガチだし、舞台でも緊張したまま終わってしまうようなこともあって。でも、拍手して飛び跳ねてるお客さんの顔を見て緊張がほぐれて、最初と終わりで別人のようなライブをしたりするんですよ。なかなかそれって体験できないものだなって思うんです。

柴崎:甲子園のように、お互いに戦って最後の舞台に立つことが目標になっているんですよね。10代の子には「新木場STUDIO COASTで2,500人を前にパフォーマンスができる」というゴールが確かなモチベーションになっている、と実感しました。

――初代グランプリとなったのはShout it Outというバンドでした。「閃光ライオット」時代から出場してきたバンドだったそうですが、どういう魅力を持ったバンドなんでしょうか?

とーやま:僕は去年も観てるんですよ。ファイナルの一つ前の三次ライブ審査、大阪の300人くらいのキャパのライブハウスで、正直彼らには申し訳ないですけど、そんなに印象に残ってないんです。カッコいいバンドだなっていうくらいだった。本人たちは去年ファイナルに行けなかったことがめちゃめちゃ悔しかったらしいんですよ。そこでライブのやり方や意識を全部変えて、死に物狂いで一年間やってきた。それを経て、僕は今年彼らのライブを観て、3曲聴いたら、勝手に涙が出てたんですよ。演奏が終わったら、お客さんにも泣いてるヤツがいっぱいいて、「なんだこれ!?」って。4人は人生のピークの一つをあの場で見せられることができたんだと思うんです。言葉では言い表せられないくらいの苦しい思いとか辛い思いばっかりだったと思うんですけど、それを乗り越えてきた。そういうバンドですね。

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――とーやま校長は出演者と直接話してきましたが、どのような熱を感じましたか?

とーやま:33組からファイナリスト8組を選ぶ時には、電話で直接僕らの口から告げて、それを放送してるんですよ。本人たちはみんなドキドキしながら放送を待っていて、だから「ファイナル決定したぞ」って言った時のあの喜び方は......もう本当にすごいですよ。生まれてきてよかったって言う応募者もいましたし。それくらいの喜びがある。大人になるとそういう喜びってなくなってくるじゃないですか。楽しいことも嬉しいことも、なんとなく予測できちゃう。でも彼らは予測できないものがいっぱいあって、そのために生きているっていうことを、電話で話したり、音を聴いてても思いますし、それを忘れちゃいけないなって、教えてもらっているような気がしますね。

――そもそも「SCHOOL OF LOCK!」というラジオ番組が持っている独特のムードはどういうところにあるんでしょう?

とーやま:「ラジオ」っていう感じもしてないんですよ。毎日TOKYO FMのスタジオに来てるんですけれど、仕事というより「友達と喋りに行ってくるわ」っていう。僕も3年目くらいにようやくわかったんですけど、本当に小手先じゃ何もできないんです。こっちの人間性も全部出ちゃいますし、その覚悟でしゃべってたら、リスナーのみんなも「あ、この人マジで喋ってくれてんな」って感じてくれる。アーティストの方もプロモーションっていう感じじゃなくて、聴いてるみんなに寄り添った言葉を発してくれる。曲のことは最初の2分くらいしかしゃべってなくて、あとは生徒とじっくり話して「君はこれからどうしていこうか?」みたいな話で2時間終わるみたいなこともあったりするんですよ。

――友達が集まってるような感じがある?

とーやま:そうですね。ラジオを聴いてるっていうよりも、自分もそこに参加してるって思ってくれてるんじゃないかなって思いますね。

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