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嵐、三代目JSB、セカオワ…海外作家とのコラボはなぜ増えている?

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(C)タナカケンイチ

 J-POPシーンではここ数年、海外の音楽作家が人気アーティストに楽曲提供するケースが増えている。

 特に多いのがスウェーデンの音楽作家だ。同国は米国、英国に次いで世界第3位の“音楽輸出国”へと成長しており(参照英国The Independence紙の記事)、テイラー・スウィフトなどを手掛けたマックス・マーティンや、アリアナ・グランデにマルーン5のクレジットに携わっているヨハン・カール・シュスターをはじめ、多数の作曲家が世界のアーティストへ楽曲提供を行っている。

 同国の音楽作家は嵐や三代目 J Soul Brothersなどの男性グループ、少女時代やKARAなどのK-POP勢の楽曲にクレジットされることが多い。ジャニーズ事務所もスウェーデンの音楽出版社に投資をするほどで、今では各グループの音楽的特徴を生み出すほど両者の関係は密となっている。(参考:嵐とAKB48、音楽的アプローチの違いは? チャート上位2曲を洋楽の視点で読み解く)。とくに嵐はスウェーデン人作家を登用する機会が年々増えており、彼らのシングル売上枚数ランキングを見ても、2位の「Calling」(作曲:Andreas Johansson/youwhich)、8位「ワイルド アット ハート」(作曲:Chris Janey/Junior Jokinen)、9位「迷宮ラブソング」(作曲:iiiSAK/Dyce Taylor)、10位「Love Rainbow」(作曲:iiiSAK/Dyce Taylor)と、10枚中4枚の表題曲をスウェーデンの作家陣が手掛けているのだ。

 なぜスウェーデンの音楽作家は日本の音楽業界で重宝されるのだろうか。まず挙げられるのは、スウェーデン人作家が各国の音楽マーケットに対して適応力があり、J-POP向けの楽曲を書くことに長けていることだ。

 作詞家・zopp氏は「2003年にリリースされたKinKi Kidsの『薄荷キャンディー』は、曲をスウェーデンの作家陣が書いて、歌詞は松本隆さんが手がけており、このあたりから海外作家とのコライトやプロデュースが始まった」と振り返った上で、当初スウェーデンの作家たちは「Aメロ、Aメロ、サビという楽曲構成」を書くことが多かったが、日本の編曲家たちがBメロを加えて曲を仕上げていくのを見て、J-POPの楽曲構造を学習して「自発的にBメロを作るようになってきた」と解説している。(参照:リアルサウンド連載『作詞家zopp「ヒット曲のテクニカル分析」』

     
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