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セカオワ、海外展開へ向けた動きが明らかに 著名プロデューサーや<PC Music>とのコラボを分析

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安室奈美恵
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 SEKAI NO OWARIが、この夏全国公開される映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の主題歌を担当。7月29日にリリースするシングル『ANTI-HERO』のカップリング曲とあわせ、そのクレジットが話題となっている。

 映画の前編である『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』に書き下ろした主題歌であり、シングル表題曲の「ANTI-HERO」は、ゴリラズやカサビアンのサウンドプロデュースを手掛けるダン・ジ・オートメイターとともに作り上げた楽曲。後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の主題歌「SOS」は、シガー・ロスのプロデューサーを務めるケン・トーマスとともにロンドンで制作された。これらの楽曲について、音楽ジャーナリストの柴那典氏は「世界展開に向けた本気度の表れである」と語る。

「セカオワは直近の作品において、『Dragon night』でプロデューサーにニッキー・ロメロを起用し、流行のEDM路線を展開しましたが、今回はゼロ年代初頭に頭角を現したプロデューサーであるダン・ジ・オートメイターとケン・トーマスの2人を招聘しています。まだ楽曲を聴けていないので確信的なことは言えないのですが、これらは『流行ものではないスタンダードな楽曲を制作する』という意思の表れだと思います。また、海外レコーディングかつ全英詞の2曲においても、ネイティブレベルの英語の発音を目指し、ケイティ・ペリーやブリトニー・スピアーズ、アウル・シティーなどを手がけるボーカル・プロデューサー、エミリー・ライトを起用し、徹底的にボーカルトレーニングに励んだようです」

 また、今回発表された映画主題歌の2曲については対照的な曲調になるのではないか?と話す。

「ダン・ジ・オートメイターはゴリラズでエレクトロ・ポップとヒップホップが融合したサウンド感を作りましたし、セカオワという自身をキャラクターナイズする戦略を持ったバンドにぴったりです。また、ケン・トーマスの起用に関しては、彼の手掛けてきたアーティストを見るに『幻の命』などの透明感のある壮大なバラードと相性が良い。『ANTI-HERO』と『SOS』は対照的な2曲となる予感があります」

     
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