嵐・相葉雅紀はなぜ安定感があるのか 青井サンマが「真ん中っ子」の強みを解説

 突然ですがクイズです。昨年のタレントCM起用社数ランキングで、男性部門の1位を獲得したのは嵐の櫻井翔くんと松岡修造さんですが、阿部寛さんと本田圭佑さんと同率の2位になったのは、嵐の誰だったでしょうか?

 正解は、相葉雅紀くんでした!(参考リンク:ニホンモニター「ローラが新CMクイーンの座に!~ ニホンモニター 2014タレントCM起用社数ランキング発表 ~」

 この結果を意外と思う方もいると思いますが、私はいよいよ「真ん中っ子」の本領発揮だな!とワクワクしているところです。(実際のところ起用数は事務所や広告代理店からのプッシュなどの大人の事情が絡む数字なのでしょうが、ただのヲタはそんなこと知りようがないのでスルーします!)

 さて、唐突に出てきた「真ん中っ子」という言葉ですが、ここではジャニーズグループ内で年齢順に並べた時に真ん中に位置するメンバーのことをそう呼びます。嵐では大野くんと櫻井くんが年上組、二宮くんと松本くんが年下組で、相葉くんが真ん中っ子ということになります。

ジャニーズグループ内での年齢差と役割

 ヲタではない方々はあまり意識しないかもしれませんが、ヲタがジャニーズグループを見るときに年齢差と入所歴(芸歴)のチェックははずせません。ジャニーズタレントは少年期からジャニーズJr.という研修生として芸歴を重ねるため、中高時代の部活の先輩後輩のように、その時代に培われた関係性が大人になってからも影響していることがあるからです。

 特にメンバーが10代のうちに結成・デビューしたグループはその傾向が強いかもしれません。SMAPは今ではアラフォー5人組とひとまとめにできますが、結成時は年上組の中居くんと木村くんが高校1年生で、最年少の香取くんは小学校6年生。この差は大きいですよね。V6のデビュー時は、最年長の坂本くんは社会人経験もある24歳で、最年少の岡田くんは入所して数ヶ月の中学生で14歳でした。

 このように、グループ結成の際のメンバー選考では、各人のキャラクターはもちろんですが年齢や経験値でのバランスも取っているように見受けられ、ジャニーズJr.で経験を積んだ実力派の年上組と、愛らしさやスター性と期待値で選ばれた年下組、というような見方がざっくりとできるかと思います。

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