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宇野維正のチャート一刀両断!

Hey!Say!JUMPがALチャート1位 その恐るべき安定感と、5者5様の変則的ベスト盤事情

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2014年06月16日~2014年06月22日のCDアルバム週間ランキング(2014年06月30日付)

 1位は約127.000枚でHey!Say!JUMPのサードアルバム『smart』。2年前のセカンドアルバム『JUMP WORLD』は初週にどのくらい売り上げていたか調べてみたら、なんと同じ約127.000枚。なんなのだろう、このおそるべき安定感は。日本の音楽シーンにおいて、あらゆる意味で治外法権的な存在であるジャニーズのグループだけど、「CDの売り上げ低下」みたいな世の中の大きな流れともまったく無縁に見えるその存在のあり方には、ある種の畏怖の念を感じずにはいられません。メンバーの平均年齢や、漏れ伝わってくる何人かのメンバーのマニアックな音楽的趣向を考えると、今となっては貴重となったその男性アイドルグループ王道的な音楽性がちょっと窮屈そうにも思えるのですが、この数字の説得力の前では下手なことは言えなくなってしまいますね……。

 さて、続く作品はベスト盤、それも近年流行りのちょっと変則的なベスト盤のオンパレード。2位のX JAPANのベストは初の全世界ベストとのことですが、なんと正式なタイトルにまで『WORLD〜X JAPAN 初の全世界ベスト〜』と「世界のベスト」であることを誇示しているという念の入れよう。なんだか「世界の山ちゃん」みたいだと思ったのは自分だけでしょうか。

 3位は3週目ということでさすがに息切れしてきた安室奈美恵のバラードベスト。6位はTHE ALFEEのファンからのリクエスト曲をセルフカバーしたアルバムの第2弾。7位はEXILEの眞木大輔がDJ MAKIDAIとしてEXILEファミリーのベスト音源をミックスした作品。8位のKREVAは、えーと、あ、これは普通にソロ10周年記念のベスト盤か。でも、初回盤が3CD+1DVD、予約限定生産盤にいたっては4CD−2DVDと、その内容はとんでもなくボリューミー。オリジナルアルバム6枚でベスト盤が4CDって!

     
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