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サッカー日本代表・本田”非公式”応援ソングが話題に 手がけた伊レーベル代表が日本との縁を語る

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 いよいよ開幕した『2014 FIFAワールドカップ』。日本代表は初戦のコートジボワール戦こそ、本来のサッカーができずに残念な結果に終わったが、選手たちは早速次の試合に向けて切り替える姿勢を見せている。そしてこの試合で唯一といっていいほど気を吐いたのは、現在セリエA・ACミランで10番を背負っている本田圭佑。そんな彼への”非公式”応援ソングがネットで話題になっている。

 その曲の名は「HOLA HOLA HONDA」。ACミランの本拠地であるイタリア・ミラノのインディーアーティスト・サンタカが手がけたキャッチーなダンストラックだ。同曲は『2014 FIFAワールドカップ』の非公式コンピレーションアルバム『ファンタジスタ~ザ・ベスト・オブ・サッカー・ソングス 2014~』にも収録されている。

もともとは、ACミランで本田が初ゴールを上げるのに合わせてリリースを計画されたという「HOLA HOLA HONDA」。4月7日のジェノア戦でのリーグ戦初ゴールを受けて、4月29日に本国イタリアで緊急リリース。さらに同日Youtubeに動画が上がると、「ロケットニュース」や「NEVERまとめ」などに取り上げられ注目を集める結果となった。

 楽曲の制作を手がけたのは、サンタカが所属するミラノのインディーレーベル・RNCミュージックの代表を務めるニコ・スピノザ。彼は1996年以来、日本の音楽業界ともさまざまな形で仕事してきた人物であり、その代表的なプロデュース作品には名物コンピ『ダンスマニア』シリーズ収録曲がある。なかでも「東芝EMI(当時)の斉藤正明氏からはダンスレーベルの育成を手伝ってほしいと依頼され、仲間のプロデューサーとともにたくさんの楽曲を制作した」(ニコ)。彼は日本サッカーのファンでもあり、本田がACミランに加わる前から注目していたという。

「僕の日本のサッカーに対する関心は中田英寿がイタリアにやってきた頃から続いていて、今も日本サッカーの成長はフォローしているつもりさ。実際、本田は偉大な選手だと思うよ。彼がCSKAモスクワにいる頃からフォローしてたしね。しかし、残念なことに彼がACミランで活動を始めたのは、チームの歴史の中でもかなり悪い時期のことだった。チームはここ数年あまり良くない形で運営されていたし、選手たちへの敬意も欠いているように見えた。彼らが真のスキルを発揮できるポジションでプレーできるように配慮されているとは言いがたかったから…。本田もしばしば不適切な場所で起用されていて、それがきっと本田自身がいかに優れた選手であるか、ACミランのサポーターに十分に見せられなかった理由なんだと思う」

 本国のファンからも様々な声があるが、彼がコートジボワール戦で放ったシュートが世界レベルに達していたことに関しては、ネット上で賞賛の声を見ることが少なくない。

 その他にも日本代表のサッカー中継や応援歌などでお馴染みの「バモ!ニッポン2014」や、フロー・ライダーがゲストにサッカー解説者の松木安太郎を迎えた「情熱のホイッスル(ニッポン・リミックス feat.松木安太郎)」、UEFAチャンピオンズリーグのテーマ曲として有名な「司祭ザドク」など、様々な楽曲が収録されている同コンピレーション。特に注目したいのは、ナインティナインの矢部裕行がMCを務めるサッカー番組『やべっちFC』の”Jリーグコーナー”で使用されている、コーネリアスの「ペレ」だ。同曲は彼が1993年にリリースした2ndシングル『PERFECT RAINBOW』のカップリング曲であり、これまでオリジナルアルバムには収録されてこなかったものだ。コンピレーションとしても、1994年のサッカーコンピである『ザ・ベスト・オブ・ベンド・イット』、同年リリースの『menu42』や、2009年の『テレビ朝日 サッカー・アンセム』でしか聴くことができなかったため、この機会に入手しておきたいところだ。

 サッカーファンにもクラブミュージック愛好家にとってもぴったりな楽曲群が並んでいる本作。次回の代表戦である6月20日までに、予習を兼ねて聴き込んでおくのも良いかもしれない。

(文=中村拓海)

■リリース情報
『ファンタジスタ~ザ・ベスト・オブ・サッカー・ソングス 2014~』
発売:6月4日
価格:2,200円+税

<収録曲>

1.リッカルド・ムーティ指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団 フィルハーモニア管弦楽団/歌劇『アイーダ』より「凱旋行進曲と合唱」
2.サンタカ/オラ・オラ・ホンダ(オリジナル・ラジオ・エディット)
3.フロー・ライダー/情熱のホイッスル(ニッポン・リミックス feat.松木安太郎)
4.ウルトラス/バモ!ニッポン2014
5.カルリーニョス・ブラウン/ブラジル・ブラジル(オレ・オレ)
6.エコビーツ/マシュ・ケ・ナダ
7.コーネリアス/ペレ
8.マジック・システム/マジック・イン・ジ・エアー
9.フエコ/ダメ・ヴィーダ
10.ダリオ G/パリのカーニバル
11.ニュー・オーダー/ワールド・イン・モーション(スバート・ミックス)
12.シンプリー・レッド/ウィア・イン・ディス・トゥゲザー
13.ジム・ノワール/イーニー・ミーニー
14.ダイアナ・ロス/恋のサバイバル(ラの歌)
15.ペット・ショップ・ボーイズ/ゴー・ウェスト
16.ジェリー&ザ・ペースメーカーズ/ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
17. ヴァネッサ・メイ/リトル・スコティッシュ・ファンタジー(ジョニーがいなくてがっかり)
18.スティーヴン・クレオバリー指揮 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 エンシェント室内管弦楽団/『戴冠式アンセム』より「司祭ザドク」

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