「紙に刷ったような一枚」を作る画像加工アプリ『tone』Android版リリース iOS版は累計13万インストール

四時半は、画像加工アプリ『tone』のAndroid版を8月25日にリリースした。あわせてiOS版もアップデートし、新しいプリセットを追加する。
『tone』は、写真やイラストなどの作品を、孔版印刷のような風合いに変える画像加工アプリ。1〜3色のインクで刷ったような風合いに変換し、ハーフトーンのドット、インクの重なり、版ずれ、紙のざらつきなどを加えることで、紙に刷ったような表情に仕上げることができる。

使い方は、プリセットを選ぶ、またはランダムボタンを押して仕上がりの雰囲気をつくり、そこから網点の細かさ・角度・濃さ、インク、紙、余白、フレームなどを好みに合わせて調整する形となる。基本機能は無料で利用でき、出力した画像は個人利用だけでなく商用利用も可能。画像の変換処理はすべて端末内で行われる。
これまで提供してきたiOS版は累計13万インストールを記録。App Storeでは無料アプリランキング2位、グラフィック/デザインカテゴリ1位を記録したほか、Xでは「tone」がトレンド入りするなど、多くのユーザーに利用されている。日本国内だけでなく海外にも利用が広がり、『tone』を使った作品や、『tone』を紹介する自主制作の映像を公開するクリエイターも現れている。

Android版のリリースにあわせ、iOS版には新しいプリセットが2種類追加される。プリセットを起点に網点やインクなどをさらに調整することもできる。
今後は、テキストを一つの「版」として写真や作品に加えられる機能の開発が進められている。文字を完成した画像の上に配置するのではなく、写真や作品を構成する色の版とは別に、文字の版を重ねることで、オーバープリントによる色の重なりや表情の変化を楽しめる仕組みだ。あわせて、複数の画像を組み合わせる機能、エフェクトが時間とともに変化するGIFを生成する機能、『tone』でつくったビジュアルを紙やTシャツなどに印刷できるサービスも検討されている。
■kazu(開発者)コメント
もともと紙や印刷物の質感が好きで、デジタルの中にも少しだけ物質的な感覚を持ち込めないかと考えていました。
toneは、もともと日記アプリ『帳(とばり)』の表現のひとつとしてつくり始めたものです。
色数を減らしたり、網点やインクの重なりを加えたりすると、写真や作品の情報が少し削ぎ落とされ、紙に刷ったような懐かしさや情緒が残ります。
特別な作品だけでなく、日々ふと撮った写真にも使ってもらえたらうれしいです。
『かわいい』『印刷したくなる』という声や、イラスト作品に使ってくださる方もいて、自分では思いつかなかった表現が生まれているのも面白く感じています。
海外のクリエイターがtoneを紹介する映像をつくってくれるなど、想像していなかった広がり方をしていることもうれしく感じています。
スマートフォンの中だけで終わらず、いつか紙やポスター、ZINEなど、手に取れるものへつながるきっかけにもなればと思っています。























