「恋して、本当によかった」 元『バチェラー』オダミユが涙の先でつかんだもの 『ガールオアレディ 3』8話

「“付き合う”と“結婚”は違う」「顔か、年収か、性格か――結婚で一番大事な条件って、結局なに?」。建前を脱ぎ捨て、剥き出しの本音だけでぶつかり合う婚活リアリティーショー『ガールオアレディ3』が、6月14日についに開幕した。参加するのは、20代の“ガール”4人と30代の“レディ”4人。年齢も立場も異なる、8人の女性たちだ。
彼女たちが挑むのは、選び、選ばれ続ける14日間の婚活バトル。今シーズンからは新たなシステムも加わり、序盤から波乱の予感が漂う。スタジオMCは、前シーズンから続投となるモデルでタレントのアン ミカ、若槻千夏、オリエンタルラジオ・藤森慎吾、俳優の平祐奈の4人。今回は涙とともにそれぞれの本音があふれ出した、8月2日放送の第8話を振り返っていきたい。
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同棲生活で見えた、“新たな一面”――30代レディ・スミレがキョウヘイを選んだワケ
迎えたDAY10。男性側が女性側からの思いに応えるかたちでそれぞれが同棲生活を送っていたが、女性が同棲相手を“選び直せる”新ルールにより、この日も、新たな組み合わせを含む6組が同棲生活をスタートさせた。
まずは、ショウタ(経営者)とモモエ(俳優・モデル)。餃子を作り、膝枕をしながら手をつなぐなど、2人のあいだにはすっかりリラックスした空気が流れていた。「好きっていう感情が増してる」と話すモモエだが、「“結婚”と考えるとどうなんだろう、はこれから考えないと」と、恋の先にあるものも見据え始めている。

コウスケ(パーソナルジム経営)とマホ(動画クリエイター)も、にぎやかに同棲生活を楽しんでいた。「“男友達みたいな人と結婚したら絶対続く”と、大親友にずっと言われてる」というマホ。これまで友達関係から恋愛へ発展した経験はなかったが、コウスケとなら、その両方が成り立つかもしれないと感じているようだ。「向き合わずに帰るのは後悔する」と踏み出した一歩が、確かな手応えへと変わりつつあった。
そして今回、最も意外だったのが、キョウヘイ(広告代理店勤務・モデル)とスミレ(クリニック経営・看護師)のペアだ。キョウヘイ本人も「率直に、驚きが大きかった。気持ちはずっと、マホちゃんにあります」と戸惑いを隠せない。

だがスミレは、「相談したくなる心地よさは、リュウスケと話している時よりも、キョウヘイと話している時に感じた」と、以前、彼からかけられた何気ない一言が心に残っていたことを明かす。実際に暮らしてみると相性も悪くないようで、キョウヘイも「思った以上にふざけあえそう。スミレちゃんは、結婚後すごく安定した生活になりそう」と、彼女の新たな一面を発見していた。
リュウスケ(起業家)のもとには、エツコ(動画クリエイター・経営者)とカナコ(俳優)から手紙が届き、彼が選んだのはカナコだった。「ショウヤくんとは一緒に生活できると感じた。リュウスケとは話も合うし、感覚も合う気がするけど、わからないこともたくさんある」と、カナコはまだ見極めの途中にいる。

話すうちに浮かび上がったのは、2人の“オン”と“オフ”をめぐるすれ違いだった。「結婚相手に求めるのはオフ」というリュウスケは、カナコが自分といる時はオンの状態だと聞き、「ずっと一緒にいるなら、オフ同士のほうがいいんじゃないかな」と、互いに気を張った状態でいることに引っかかりを覚えている様子。
それでも今回の同棲を経て、「1位以外はビリと一緒」という厳しい家庭で育った生い立ちを知ったカナコは、リュウスケに人間らしさを感じ、少し安心したようだった。
20代ガール・オダミユ、“兄”ショウヤの元へ 一方でレイはキララと同棲開始
そして、もう一つの意外な組み合わせが、ショウヤ(ジム店舗マネージャー)とオダミユ(モデル)だ。「びっくりするよね、そうだよね」と笑うオダミユ。レイ(メイクアップアーティスト)への想いは一貫しており、それは今も変わらない。
それでも前夜、レイがキララ(俳優・モデル)を呼び出したことで、「もう無理かも、さすがに」と感じたという。兄のような存在であるショウヤは、そんなオダミユにとって、素直な気持ちを吐き出せる“安全地帯”だったのだろう。

レイに再び“肩たたき券”でも贈ろうかと考えるオダミユに、ショウヤは「そんな薄っぺらい関わり、せんでいいんよ」ときっぱり。表面的に甘えるのではなく、相手がどのように生きてきたのか、本当は何を感じているのかを、きちんと聞くべきだと諭した。
「絶対後悔するから」「僕を有効活用してください」と背中を押され、オダミユはようやく胸の内を明かす。
「怒られないように“いい子”を演じ続けて、もはや自分がわからない」
「選ばれてこなかった人生すぎて、自信がない」
好きだからこそ、本当の自分を見せて甘えることができない。これまでカメラにはあまり映されてこなかったオダミユの本音が、痛いほど伝わってくる時間だった。

一方、意中のキララとの同棲に、レイはこれまでにないほどの笑顔を見せる。だが、キララは「レイくんのところに来るか、迷った」と前置きした上で、「何も伝えずに私と向き合うレイくんだったら、私は好きになられへんと思う」「オダミユちゃんとも向き合ってほしいし、私とも向き合ってほしい」と告げた。
この潔さに、スタジオも「キララ最高」(若槻)「こっちが言いたいこと、全部言ってくれた」(藤森)と拍手を送る。大切な相手にこそ曖昧な態度を許さず、本気で向き合うことを求める姿を見ると、ショウヤとキララは、やはりどこか似ているようにも思える。

やがて、レイがショウヤを指名し、30分間のツーショットへ。カナコとの同棲を「あんなに合う人、初めてくらい。マジの日常」と振り返ったショウヤは、レイに「オダミユちゃんは、レイのことしか見てないよ」「そうさせる行動をしてたのも事実。ちゃんと責任取らなあかんね」「本気で向き合ってあげてほしい」と釘を刺した。
レイも、「オダミユに会うと突っぱねなきゃと思うのに、なんか許しちゃう」と、自分の曖昧な態度を認める。その理由は、オダミユを実の妹のように感じていたからだった。「明日、しっかり気持ちを伝えて、キララちゃんと向き合おうと思う」と、逃げていた自分と決別する覚悟を口にする。
ショウヤが部屋を出る前、玄関先でレイと言葉を交わしたオダミユは、「ずっと妹みたいに見えてた」と告げられる。涙を止められないまま、「もうこれ以上、ショウヤくんの時間を奪えないから、同棲を解消してもいいですか?」「やっと、ショウヤくんのおかげで気づけたから。ありがとうじゃ全然足りないけど、ありがとう」とショウヤに伝えるオダミユ。ショウヤは「なんでも相談聞きますから。お兄ちゃんなんで」と、最後まで彼女に寄り添った。
ショウヤとキララに背中を押され、オダミユとレイがツーショットへ……
同棲最終日を経て迎えたDAY11。オダミユとレイは、最初に出会ったカフェで2人きりの時間をつくる。「この旅でやり残したことを話したい」と切り出したオダミユは、「(レイに)プレッシャーも負担もかけてた」「本当に申し訳ないし、気づくのが遅すぎた。苦労をかけてしまった」と、これまでの自分の振る舞いを謝罪する。好きだったからこそ、気持ちばかりが空回りしてしまった。レイと向き合うなかで、ようやくそのことに気づいたのだった。
レイも、「気持ちは伝わってた。でも、“期待に応えなきゃ”が強くて、それって自分の恋愛じゃないなと思って」「“可愛い妹”として見ちゃってた」と、正直な気持ちを返す。その答えを、オダミユは「ちゃんと聞けてよかった」と受け止め、「ここにいても、またプレッシャーをかけちゃうから、(日本に)帰ろうかな」と、静かに自分の恋心に区切りをつける。

オダミユが去った後、レイは初めて涙を見せた。「一番一緒にいたと思うので。オダミユの気持ちはずっとわかってました。いくら好意を寄せても、相手が振り向いてくれない。自分だったら耐えられないなと。今思えば、特別な存在だったな」と、これまでの日々を振り返る。
「自分の“好き”ばかりに集中して、相手を追い詰めてしまう。それに、もっと早く気づいた上で参加できていたら」と悔やみながらも、オダミユは「レイくんに出会えて、レイくんに恋して、本当によかったと思う。幸せな時間でした」と、最後には晴れやかな笑顔を見せた。

こうしてオダミユは、ほかのメンバーより少し早く旅を終えた。けれど、選ばれなかった涙の先で彼女がつかんだのは、自分の弱さと向き合い、誰かを愛するために必要なものを知るという、恋の成就とは異なる大切な一歩だったのではないだろうか。
本音を明かし、涙を流しながら、それぞれが少しずつ変わっていく14日間の婚活バトル。残されたメンバーは誰を選び、どのような答えを出すのか。彼らの旅は、いよいよ次回、最終回を迎える。
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