にじさんじが誇る元気印・宇佐美リトの足跡 ChroNoiRやミュージカル仲間との出会いで注目度満点の好青年

『スト6』を通じて大先輩・葛葉とも仲良しに
宇佐美リトはVTuberのご多分に漏れず、さまざまなゲームを配信でプレイしている。宇佐美のなかでもっとも印象的なタイトルといえば、『ストリートファイター6』と『League of Legends』ではないだろうか。
宇佐美が『ストリートファイター6』を初めてプレイしたのは、デビューから約3ヶ月後となる6月2日のこと。じつはこの日は『ストリートファイター6』が発売された日であり、その初日からプレイしていたのだ。
配信中に「格闘ゲームはすこしだけやったことがあるっ!」というと、最初から複雑なコマンド入力が簡略化されたモダン操作ではなく、クラシック操作でザンギエフ(※「赤きサイクロン」の異名を持つ巨漢のプロレスラー)をプレイ。
過去の『ストリートファイター』作品で触れていたときにザンギエフをずっと使っていたと話しており、彼としては自然と選んだと思うが、なにかの変遷を経てザンギエフを選ぶわけではなく、『スト6』をプレイする最初の段階から即断即決でザンギエフを選んでいるあたり、筋トレ好きな宇佐美らしい。
その後メキメキと頭角をあらわしていった宇佐美は、ゲーム内でも上位ランカーであるアルティメットマスターまで到達。先輩である葛葉、同時期にデビューしたDyticaの叢雲カゲツ、いちばんの新人であるY4T4の男虎といった面々と並んで、にじさんじ内、それどころかVTuberのなかでも上位に入るレベルの格ゲー力を持つようになった。
現在ではRIDDLEに所属するプロ格闘ゲーマーのJr.と定期的に対戦会を行ない、さらに自身の格ゲー力を高めているようだ。
悲願のアルマス達成...............................
くそうれしす....................................... pic.twitter.com/DSPxFsiMkY— 宇佐美リト🌩️🦒 (@usamirito_power) December 10, 2025
ゲーム発売から約3年が経過した2026年、『ストリートファイター6』は押しも押されもしない人気ゲームタイトルの1つへと成長した。『SFL(Street Fighter League)』などのプロシーンがYouTubeなどで楽しめることのほかに、VTuberやストリーマーが率先して配信でプレイし、その認知度を高めたのも要因のひとつだ。
宇佐美リトの場合、後述するが葛葉と早くから親睦を深めた結果、デビューしてわずか半年ほどで『KZHCUP in STREET FIGHTER 6』のエキシビションに葛葉チームの助っ人として抜擢されるなど、その後もにじさんじ内外の公式大会や企画に呼ばれているようになった。同作品の認知を広めるのに、特にザンギエフというキャラを知らしめるうえで一役買ったうちの一人といってもよいだろう。
にじさんじの同僚はもとより、初めてコラボする相手であっても大声で笑いながらブンブン投げ飛ばしていくスタイルは、まさに“にじさんじのザンギエフ”といっても差し支えないだろう。
そんな宇佐美リトを見初めたのが、先にも挙げた葛葉である。
葛葉と叶によるChroNoiRの公式YouTubeチャンネルで、デビューした新人の配信を見ていく企画が行なわれたことがある。この動画の中で宇佐美のことを知り、体を張った初配信の様子を見て感激した葛葉は、動画最後に宇佐美リトをオススメのタレントとしてあげたのだ。
つづいてデビューしたての新人と通話でお話をする企画、そして宇佐美リトにスポットをあてた「宇佐美リト王」と2つの動画が企画・投稿された。「U!S!A!M!I!」と大声で口上する宇佐美に、笑って挨拶をする葛葉と叶が印象的だが、ほとんど初対面のはずなのにコントを仕掛けていこうという宇佐美のハッスルも見られる。「宇佐美、本当に新人かよ?」というコメントが送られるのも納得だ。
また、この企画動画が投稿されて少し経過したある日。葛葉がk4sen、RainBrain、うるか、らいじん、乾伸一郎たちとともに『League of Legends』を配信でプレイしていた際に、カスタムを組むためのメンバー集めをしようとしていたなかで、らいじんが「にじさんじの人が配信しているらしい」という名前をあげ、たまたま『LoL』を配信していた宇佐美へカスタム参加の誘いが送られることとなった。
「にじさんじの人を誘うのは忍びない……」とすこし怖気づいていた葛葉だったが、カスタムの場に現れた宇佐美は持ち前の明るさと大声を披露。葛葉とともに小気味よい会話で場を盛り上げ、初対面のk4senやらいじんたち、そして相手方のリスナーをも笑わせることとなった。
そんな宇佐美だが、じつは初配信の時点で『League of Legends』をプレイしていたことを明かしており、配信でプレイできるのは彼にとっても嬉しいことだったはず。その後もたびたび配信で『League of Legends』をプレイしており、2025年10月に行われた『KZHCUP in LoL』にも出場。トップレーナーとしてチームを準優勝まで導いたのだった。
この1ヶ月後に行われた『KZHCUP RUMBLE in STREET FIGHTER 6』にももちろん出場。チームは決勝大会にこそ進めなかったが、エキシビジョンマッチにも葛葉、叶、不破、イブラヒムらとともに出演した。
2026年6月20日・21日に開催される『V最協決定戦 STREET FIGHTER 6 第二幕』では、大将として出場することが発表され、一ノ瀬うるは、白雪レイド、渡会雲雀という、にじさんじ内外の先輩たちとともに参加することが決定。大将としてチームを引っ張る役目を担うこととなった。
内股。
ただ、それだけ。#KZHCUP_RUMBLE pic.twitter.com/MwCB4T0jLJ— 宇佐美リト🌩️🦒 (@usamirito_power) January 10, 2026
こうして宇佐美リトのVTuber活動、その足跡をなぞってみると、人と人との数奇な出会いや運について思いを巡らせてしまう。タイミングや運、めぐり合わせが、VTuber活動において、いや人生においてかなり重要になるということは、自分の人生を振り返って強く感じることだ
もしも宇佐美が格闘ゲームや『League of Legends』をプレイしていなかったら、初日から『ストリートファイター6』をプレイしていなかったら。幼い頃に『レ・ミゼラブル』を見ることがなければ、自分の声がもしもここまで太くなかったら。もしかすると、彼の快活なる魅力は、ここまで早く・広く知られていなかったかもしれない。
もちろん、運だけで成功した人物というわけではない。にじさんじの先輩たちや外部のストリーマーやプロプレイヤーに対して、屈託なくコミュニケーションを取れる彼だからこそ、様々な人に注目されるのだろう。
そんな宇佐美も、ことしで活動4年目を迎える。宇佐美が所属するOriensおよび同期グループのDyticaによる8人組グループ・MECHATU-Aは、7月22日にはファーストミニアルバム『On-Deck!』がリリースする予定だ。さらに、2026年10月10日にはファーストライブ『Over Drive!』をKアリーナ横浜で開催することも決定している。
現在のにじさんじにおいてもっとも勢いがあるといっても過言ではない8人が、一体どんな景色を見せてくれるのか。きっと宇佐美は、あの屈託のない笑顔で笑いながらこの大きなチャレンジに臨むはずだ。






















