芸術系YouTuberが紙で作った「かぶと」がスゴい こどもの日を祝う特別企画に視聴者「好きすぎる」
東京藝術大学卒業生らによるクリエイター集団「アートゥーン」が2026年5月5日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、こどもの日にちなんで紙立体のかぶとを制作した。
「アートゥーン」は、東京藝術大学の卒業生・大学院生らによる8人組YouTuber。「芸術をもっと身近に」をコンセプトに、音楽や美術をベースとしたエンタメコンテンツを発信しており、チャンネル登録者数は18.4万人を数える。
「【こどもの日】藝大生が「紙立体」で兜作りに挑戦!」と題した動画は、アートゥーンのメンバーである東京藝大美術学部建築科卒の八木、東京藝大大学院美術研究科デザイン専攻の小松﨑、林が、5月5日のこどもの日にちなんで紙立体のかぶとを作るという内容。使用材料は、白・黒・金・銀のケント紙のみだ。
小松﨑は早速、白と黒のケント紙を手に取ると、湾曲させてその弾力を確かめ「目が違いました」と話す。紙の「目」とは製紙の過程で生じる繊維の流れのこと。この「目」が紙を加工したり、使用したりする際の仕上がりに大きな影響を与えるのだという。
そんな素材の性質を把握した上で、3人は構想を練り始める。小松崎と林が紙に鉛筆を走らせてスケッチを描く一方、八木はタブレット端末上にレイヤーを重ねてイメージを固めていくという、デザイン専攻の学生と建築科卒業生の制作プロセスの違いを垣間見せた。
また、かぶとであれば頭に装着できなければ意味がない。そこで、メンバーはアルミホイルで型取りをしたり、細長く切った紙を鉢巻のようにグルッと巻いたりと試行錯誤。中でも林は「ズルをするために事前に作ってきたものが一つだけあるんだよね」とノートPCを開き、頭の周囲の数値を自動で計算できる自作のExcelマクロを披露した。これに小松崎は「いいなぁ」とつぶやき、八木も「それ俺も欲しい」と羨望の眼差しを向けた。
その後、パーツを切りだしたり、組み立てたりといくつかの工程を経て、スタートから7時間ほどで各自の作品が完成。小松崎のかぶとは本人曰く「モード系のかぶと」。紙を規則的に折り畳んだ「プリーツ」加工を多用した先鋭的なファッションアイテムのようなビジュアルでありながら、どことなくかぶとらしさもある秀作に仕上がった。
一方の八木は、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」をモチーフにしたという現代アート風のかぶと。上から俯瞰すると十字架に見え、横幅は実に54cmというシロモノだ。頭の上にバランスよく乗せるために、荷重計算をした上で作ったとのこと。しかも、床に置くと自立するように計算されており、小松崎は「建築作ったんだ」と感心していた。
最後に紹介された林の作品は、垂直に伸びた2本の長い角が印象的な西洋の仮面風かぶと。その見た目は、本人曰く「暗躍するタイプの将軍」。「試験だと『紙の特長を活かして』『二次元的に』とか言われるんだけど、せっかく試験じゃない紙立体だから、ガン無視して三次元で作った」と説明した。
このように三者三様の個性豊かなかぶとに対し、コメント欄には「こまつさんの兜めちゃくちゃかわいい」「八木さん東京カテドラル被ってないか?と思ったら本当に東京カテドラルだった」「林さん、ガンダムシリーズの敵対組織でたくさん見たことあるタイプだ」「こういうのですよ。アートゥーンさんの真骨頂。好きすぎる」などの声が寄せられている。
























