音楽フェス『CENTRAL』会場に“3Dちゃんみな”出現 最新XR技術を披露したNURO&So-net特設ブース徹底レポ

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する通信サービスブランド「NURO」と、インターネット接続サービス「So-net」は、4月3日から5日にかけて開催された音楽とエンターテインメントが複合するフェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026』に特設ブースを出展。3日にはメディア向け先行取材会が行われ、本ブースで用いられているソニーグループの独自技術の解説や、ブース展開の狙いを担当者が語った。

 『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026』は、Kアリーナ横浜、横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク特設会場、KT Zepp Yokohama、臨港パークの4会場でコンセプトなどが異なる独立したイベントを同時開催する都市型音楽フェス。Kアリーナ横浜では、=LOVE、乃木坂46、FRUITS ZIPPER、モーニング娘。'26、ORANGE RANGE、凛として時雨、ちゃんみな、HANAらが出演。アーティストによるライブに加え、フード、アニメ関連企画、テクノロジーを活かした体験型コンテンツなどを設置、会場をメインに横浜の街を回遊しながら楽しめるイベントとなった。

特設ブース
特設ブース

スマホでお手軽“3Dちゃんみな”体験

 Kアリーナ横浜の入場口近くに設置されたソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO」ブースでは、ソニーグループ独自の技術を活かした最新XR体験「AR体験 “超巨大” 3Dちゃんみな出現!」「裸眼3D体験 “超リアル” ちゃんみなに会える!」が展開された。

 「AR体験 “超巨大” 3Dちゃんみな出現!」は、屋外で体験できるAR(拡張現実)コンテンツ。スマートフォンアプリ「XR CHANNEL」を使って楽しむ仕組みで、Kアリーナ横浜にスマホをかざすと、画面の中で建物の天井が開く演出とともに、巨大な“3Dちゃんみな”が現れる。

 体験方法は、まずスマホに「XR CHANNEL」をダウンロードし、アプリ内で該当コンテンツを読み込む。次にKアリーナ横浜にカメラをかざし、位置認識が完了すると体験がスタート。特別な機材がなくてもスマホだけで参加できる手軽さも魅力だった。

 このAR演出では、VPS(Visual Positioning System)と呼ばれる技術を活用している。事前に会場周辺の形状や柱の位置などをくまなく3Dマップ化しており、そのデータとスマホのカメラ映像を照合。QRコードなどのマーカーを置かずにカメラの現在地を極めて正確に認識するため、実際の風景とCGが自然に重なり、端末を動かしてもリアルタイムに追従するのが特徴だ。

 見る位置によって正面だけでなく横顔も見え、近づけば見上げるような見え方になるなど、現実空間に巨大なちゃんみなが来場者を歓迎するかのような演出。Kアリーナ横浜の天井が開く場面や、巨大なちゃんみなが現れる場面では効果音も流れ、映像と音の両面から臨場感が高まる仕掛けになっていた。余談だが昼と夜での見え方も変わったのだそう。

 ソニーネットワークコミュニケーションズの広報担当者は「ソニーグループの最先端CG技術を使い、ちゃんみなの髪の毛や洋服の質感、指先の動きに至るまで極めて繊細にデータ化して作り込んでいる。これだけ巨大に表示しても、破綻せずにリアルさを保てる点が大きな特徴」と胸を張った。

裸眼3D体験で“超リアルちゃんみな”が出現

 また、NUROブースでは、PoC(概念実証)段階の最新技術を用いた「裸眼3D体験 “超リアル” ちゃんみなに会える!」も展開。縦型ディスプレイにフォトリアルな“3Dちゃんみな”が映し出され、VRゴーグルなどの専用デバイスを使わずに立体感のある3D映像を体験することができた。

3Dちゃんみな
3Dちゃんみな

 この展示では、モニター上部のカメラが体験者の顔(視点)をリアルタイムに検出。顔の位置に応じて映像に傾きをつけることで“運動視差”を生み出し、立体視を錯覚させる仕組みが用いられている。

 ブース内では、見る角度によって“3Dちゃんみな”の見え方が変わり、実際に本人がその場に立っているかのような立体感を体験できるほか、後ろで見ている人も前後のコンテキストを共有して一緒に楽しめるよう工夫が凝らされていた。

乃木坂46メンバーのCM衣装も展示

 今年でインターネット接続サービス開始から30周年を迎える「So-net」のブースでは、乃木坂46の遠藤さくら、賀喜遥香、池田瑛紗、井上和、川﨑桜が同社の30周年を記念したコラボ「乃木坂46×So-net第二弾」の新WEB CMで実際に着用した衣装を展示。ファンにとってはコンテンツの世界観を視覚的に楽しめる貴重な機会であり、絶好の撮影スポットとなっていたようだ。

So-netブース

 同社広報担当者は今回のブース出展について「NUROとSo-netは感動体験を支える存在として今回のフェスに関わらせていただいた。音楽に限らず、eスポーツやスポーツ配信なども含め、エンターテインメント全体を通信の側面から支え、感動を届けていきたいという思いがある」とコメントを寄せた。

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