こんな写真から特定!? 「身バレ」を疑似体験するインフルエンサー育成SLG『ばくモレ』が恐ろしい
SNSの楽しさと利便性の裏に潜む情報漏洩リスク。その恐ろしさを常に「身バレ」と隣り合わせのインフルエンサーとして疑似体験できる無料シミュレーションゲーム『インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ』が公開された。
「住んでいる家の住所が特定された」「通っている学校・職場がバレた」
このように個人情報が第三者によって特定される、いわゆる「身バレ」を訴えるインフルエンサーやYouTuberは少なくない。「わきが甘いのではないか」「どうせ、ヒントになるような情報をわかりやすく提示していたのだろう」などと発信者側の落ち度を責めたくなる人もいるかもしれないが、全ての事例がそうとは限らない。ネットユーザーのリサーチ力は凄まじく、ほんのわずかなヒントから個人情報を探し当ててしまうのだ。
そんな「身バレ」する側の恐怖を疑似体験できるゲームが、NTTドコモが公開した『インフルエンサー育成ゲーム ばくモレ』だ。プレイヤーが操作するのは、インフルエンサーを夢見る女子高校生。フォロワー400人からスタートし、ナノインフルエンサー(1,000人)、マイクロインフルエンサー(1万人)、ミドルインフルエンサー(10万人)、トップインフルエンサー(50万人)を経て、最終的にフォロワー100万人のメガインフルエンサーを目指すという内容だ。
はじめに、スタート画面をタップすると、「このゲームには一部驚くような演出が含まれています。苦手な方はご注意ください」という警告文とともに、「音声をONにすると、より楽しめます」というアドバイスが表示される。
いったい、どんな演出で驚かせてくるのか……。身構えながら進めていくと、SNSに投稿する写真を3枚の候補の中から、1枚タップして選ぶことになる。バズを狙うのであれば、一番可愛く写っている写真をアップすればいいのでは?――そんな考えでなんとなく映りの良い写真を選んだところ、フォロワーから「かわいい!」など絶賛コメントの嵐。それに気をよくしていたのもつかの間、画面に突如としてノイズがかかって警告音が鳴り響く。
次の瞬間現われたのは、黒い仮面を被ったスーツ姿の男。「個人情報がばくモレしました」というアナウンスとともに「ミィツケタ…ミィツケタ…ミィツケタ…ミィツケタ…ミィツケタ…♡」というコメントが。そして近所で待ち伏せしていたその男と鉢合わせになって、あえなくゲームオーバーとなった。
その後、選んだ写真のどこに問題があり、「特定」に至ってしまったのかを解説するテキストが提示される。その解説文をよく読んでから、リトライしてクリアすれば、また異なるタイプの3枚の写真が提示されるので、今度は映えだけではなく安全な1枚をチョイスしていく。これをフォロワー100万人になるまで繰り返していくというわけだ。
このゲーム、ノーミスで全てクリアするのは相当難しい。何度もアウトな写真を選んでしまい、その都度、解説文を読んで「いや、それは気付かないわ……」「こんな細かいところから情報を抜き取られるの!?」などと、特定犯の執念深さに吃驚せずにはいられない。さらに、ポップなテイストで油断をさせておきながら、一つのミスで一転してホラー作品テイストに様変わりするのも特徴的。スタート時の指示通り、ヘッドホンやイヤホンで音声をONにすれば、スリリングなゲーム体験を楽しむことができる。
このように、インフルエンサーがいかに投稿一つひとつに気を配らなければならない職業かわかるとともに、全てのステージを完走した頃には確かなSNSリテラシー力も身に付けられそうな本作。全国の学校授業など利用できるオリジナル授業用教材も併せて公開されており、インフルエンサーに限らずネットを通じて何かを積極的に発信したい人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろう。






























