マッサージチェアがある生活のメリットとは パナソニック『リアルプロ カーサライン EP-MA110』で自宅での疲労回復

自宅にマッサージチェアのある生活

 マッサージチェアというと、銭湯や温泉などに置いてあるものというイメージがある。確かに大型モデルは非常に大きく、現代の狭小住宅や賃貸の部屋に置くのは難しい。しかし、設置性の高い、小型モデルなら住宅にも無理なく置くことができそうだ。そんな一台が、コンパクトボディに最上位モデルと同等のメカニズムを搭載したパナソニックの『リアルプロ カーサライン EP-MA110』。今回、編集部に実際に設置して使ってみた。

約1畳のスペースに置ける

 『EP-MA110』はマンションのドア幅に配慮した幅68cm設計で、搬入口が72cm以上あればそのまま通過できる。さらに専有面積は最大奥行き約180cm(フルリクライニングと脚のせ台が上がった状態)で約1畳のスペースに収まるサイズだ。少し大きめのシングルサイズのソファと考えればいい。

本体外観
本体サイズはリクライニングしていないときで、高さ約122×幅約68×奥行き約118cm、リクライニング時は高さ約75×幅約68×奥行き約144cmとなる。

 小型サイズながらもリアルプロシリーズ最上位モデルと同様の独自フレームとヒューマンハンドモミメカによる最小10mm幅の繊細なモミ玉の動きを搭載。しっかりと本格的なマッサージが受けられるのが特徴だ。

背もたれを倒れてマッサージを受けている様子
背もたれを倒してマッサージを受けているところ。この状態で約180cmサイズになる。

AIが体型をセンシングして最適にマッサージ

 実際に座ってマッサージを受けてみた。最初にもみ圧センサーが動作し、「肩位置センシング」機能によって肩の位置を正確に特定。AI制御によって肩、肩甲骨、腰などの高さを推定して体格に合ったマッサージができる仕組みだ。タッチパネルでは6種類×3段階時間設定のおまかせマッサージが選べる。

付属のタッチパネル
付属のタッチパネルでコースを選んでマッサージできる。

 自動おまかせマッサージには「おすすめ」として「さすりコース」「もみ揉(じゅう)ねつコース」「指圧コース」、「こだわり」として「ゆったりほっとコース」「腰・おしり重点コース」「首・肩重点コース」を搭載。さらに部位選択マッサージは首や肩、肩甲骨など、9種(3ユーザー×3メモリー)を登録できる。

 『EP-MA110』は上下・左右・前後に6136点のマッサージポイントを配置し、その中からマッサージする箇所を選び抜いて的確にもみほぐす仕組みだ。

 例えば首回りなら「縦移動揉ねつ」、「首指圧」、「首はさみもみ」、肩周りなら、「横移動揉ねつ」、「肩指圧」「肩もみ」、腰回りであれば「挟み揉ねつ」、「縦移動指圧」、「挟みもみ」など、それぞれ部位ごとに異なるもみ技を、累計172種類搭載しており、最適にマッサージしてくれるのだ。

 中でも個人的に魅力に感じたのが、おしり周りのマッサージができることだ。『EP-MA110』では、首からおしりの下まで届く最大93cmの施術範囲を実現した独自開発の新フレームを採用したことで、もみ玉がおしりの下部まで届く。

「EP-MA110」の背もたれを外してもみ玉などを露出した状態
「EP-MA110」の背もたれを外してもみ玉などを露出した状態。お尻の下までもみ玉がくるのがわかる。

 これによって、腰だけでなく、筋肉が繋がっているおしりまで一緒にマッサージできるのだ。座り仕事が多く、腰痛や座骨神経痛に悩んでいる筆者にとっては、おしりの奥にある梨状筋をマッサージできるのが非常に気持ちよかった。

腰・お尻重点コースを選択している様子
腰・お尻重点コースが好みだった。もみの強さや太ももの設定など、細かく制御できる。

 さらに、首回りや肩なども多彩な動きでマッサージしてくれる。それを実現しているのが「3D独立駆動」と「モーター制御技術」で動く4つの温感もみ玉だ。4つの高精度センサーが1秒間100回の精度でもみ玉の位置や圧力を繊細に感知してもみ圧を調整。PFCエンジンⅡが1秒間に2000回の信号を発して3つのモーターの動きを立体的に制御し、3つの高性能ブラシレスモーターがその指示を受けて微妙なモミ玉の動きを実現する。

 「ヒューマンハンドモミメカ」による温感もみ玉は最小10mm幅で制御できるため、プロのマッサージ師が親指の腹で グッと押し込んでくれるように、ピンポイントで刺激してくれるのだ。

4つのもみ玉のイメージ
4つのもみ玉がさまざまな動きで首、肩上。肩甲骨のキワなど、肩こりポイントをほぐす。さらに温感もみ玉が患部を温め、血行を促進する仕組み。

 さらに「ヒューマンハンドエアーバッグ」で太ももを両サイドから挟み込んだり、解放したりすることで血行を促進。エアバックで体を押さえながらもみ玉でマッサージすることでよりしっかり体をほぐせる仕組みだ。

 もちろん首・肩周りもしっかりほぐしてくれる。肩はもみ玉が最大12.5cm突出することでしっかり上から叩くことが可能。また、最大幅21cmまで開くので体が大きくても、首回りを挟み揉みしたり、付け根を指圧のように抑えたりなど、さまざまな動きでほぐしてくれるのだ。

自宅やオフィスにあれば気軽に毎日マッサージできる

 マッサージチェアは決して安くない家電製品だ。『EP-MA110』も直販価格で49万5000円。開梱設置費用などを含めると50万円を超す。しかし、それでも魅力的だと言える。例えば3000円のマッサージに毎週行ったら月1万2000円。50万円を36回の分割払手数料無料で購入すると毎月の支払は約1万4000円で差はわずかだ。それで毎日マッサージが受けられるのだ。家族やパートナーがいればさらにコスパはアップする。

 帰宅後すぐに、あるいは就寝前に、着替えや予約なしで全身のコリをほぐせる環境は、日々の疲労回復が期待できる。そのとき自分が揉んでほしいところを、ほぐしてほしいところを好きなだけマッサージできるのだ。

本を読んでいる様子
普段使いのソファとしても利用可能。駆動していないときはもみ玉が下がり、背中にほとんどあたらない。

 設置したい場所は自宅だけではない。例えばスタートアップなどのオフィスに置くのも手。マッサージチェアは 社員の健康のための福利厚生費として償却できるのだ。ランチタイムや就業後にちょっとケアする。重たい会議の前後に20分コースでリラックスする、といった使い方もできる。

 カラーはアイボリーとグレーの2色展開で、インテリアを選ばずに置けるツイード調ファブリックを採用。素材にははっ水・防汚加工を施しており、日常的なお手入れも簡単だ。

 マッサージチェアの購入・設置にはそれなりにハードルがある。しかし、それでも導入できればいつでも体をほぐしてリラックスできる。自分への投資、体のケアを考えたらいつか導入したい家電なのだ。

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パナソニックから「リフ活」アイテムを3つ紹介。本記事では筆者が実際に体験した使い心地と、疲労の現場について解説していく。

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