武尊の妻・川口葵、徹底した“食事サポート”を公開「タンパク質だけを摂れるように」
9月5日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI・剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』シーズン2がスタートした。“ダマってられない女”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。
本稿では、第11回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
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今回密着したのは、今年1月に結婚を発表した格闘家・武尊とタレントの川口葵。2020年に『幸せ! ボンビーガール』(日本テレビ系)に出演し、飾らない素朴な姿で人気を集めた川口は、“格闘家の妻”として武尊を支えるために日々奮闘している。もともと、料理が得意ではなかったが、武尊と出会ってから猛勉強。減量への負担を減らして、ストレスなく毎日の練習に集中できるよう“食”でサポートをしているようだ。
密着初日、川口の姿はとあるオーガニックスーパーにあった。「夫に新鮮なものを食べてもらうために」と、基本的に毎日買い物に行き、こだわりの食材をチョイスしているようだ。武尊に出されているNG食材は、小麦粉・白砂糖・揚げ物。何かを購入するときは必ず裏側の食品表示を確認して、人工甘味料などを使っていないものを選ぶようにしているらしい。鶏肉の調理をするときも、「胃に負担がかかるので、タンパク質だけを摂れるように」と皮を落とす徹底ぶりだ。
そんな2人が出会ったきっかけは、共通の知人の紹介。お互いに初対面から好印象を抱いていたという。「たまたま『幸せ! ボンビーガール』を彼女が出ている回だけ見ていて。テレビと差がなかったので、嘘をつけない人なんだろうなって」と武尊が話すと、川口も「有名な選手であることは知っていたけれど、カッコつけてない。そのままの自分を見せてくれる人だと思った」とうなずく。他人に壁を作りがちな武尊は、素を見せられる相手が地球上に4人ほどしかいないらしく、川口は“そのなかのひとり”だと明かしてくれた。
武尊は、2022年の『THE MATCH2022』で、人気と実力を二分していた那須川天心との一戦に敗北したときに、「人生終わりだな」という気持ちになったらしい。その後、うつ病とパニック障害であることを公表して長期休養へ。周囲が武尊の体調を気遣いながら接するなか、川口だけがふだん通りの会話をしてくれていたという。「気を遣わずに、いつものモードでいられる安心感があった」と感じた武尊は、川口の誕生日にディズニーランドでプロポーズ。「一日中、服のなかに隠していたらしくて、婚姻届が湿っていた……」という武尊のお茶目なエピソードを明かしつつ、「自分のことを考えて準備をしてくれたんだなと思ってうれしかった」と川口。
格闘家の妻になることになり、「(武尊の)身体がボロボロになって働けなくなったら、同じ生活はできないかもだけどわたしが働く」と覚悟を決めたという。母子家庭で育った川口は、「お金を稼いで家族をラクにしたい」という思いから、芸能界入りを決めたものの、200以上のオーディションに連敗。チャンスを掴むまでには、3年の日々を費やした。どんなときでも諦めずに前を向く“不屈の精神”は、夫の武尊と通じる部分がある。
「試合当日のために命をかけて何カ月も頑張っている姿を、家族になっていちばん近くで見ているので、仕事をもっと頑張りたいと思う気持ちが増えました。逆にわたしが支えられていると思います」と話す川口。武尊は、「結婚前は、高い外食や旅行をすることで喜びを感じていたけど、葵と出会ってからは何もしていなくても幸せ」と笑みを浮かべていた。
川口と同じく、アスリートの夫を持つ川島海荷は、「アスリートの妻ならではの大変さはありますか?」と聞かれると、「お互い30歳で結婚して自立していたので、それぞれという感じではあるんですけど……」と前置きしつつ、「(夫は)筋トレが好きで、身体をチェックしてほしいみたいなんですけど、『ここの筋肉が大きくなった!』とか言われても正直分かんない。でも、『たしかに!』って褒めるようにしています」と回答。川島の“妻力”を、MC陣は「素晴らしい!」と称えていた。
番組の後半は、ハイヒール・モモコの不安だらけの姑デビューに密着。嫁の恵利花さんとは二人きりになったことがない……というか、二人になるのを避けられている感覚があるというモモコ。そんな恵利花さんと距離を縮めるために、モモコの息子を含めた3人でBBQをすることに。買い出しでは、迷わず割引商品を手に取る恵利花さんと意気投合する場面もあったが、「エコバッグを持っていない」と言われると、「絶対、持っとかんとあかんで!」と叱咤してしまうモモコ……。しかし、サバサバした義母は恵利花さんにとっては「めちゃくちゃ居心地がいい」ようだ。
モモコの息子と交際するにあたり、「わたし、大丈夫か? 裕福な家庭で育ったとか、そういうわけではないので、反対されないか?」と心配していたという恵利花さん。しかし、モモコは「ガラの悪いヤンキーの漫才師を快く受け入れてくれたお姑さんに感謝している。だから、嫁いびりじゃなく、息子が好きになった人を好きになる。お義母さんがやってくれたように、仲良くうまい関係でいたい」とすべてを受け入れる姿勢を持っている。
自身の披露宴では、7回のお色直しをして、総額1000万円のシャネルを身に纏ったモモコ。恵利花さんにも、できるかぎりの思い出を作ってほしいという気持ちがあるようで、40年間かけて集めてきた命とも言えるシャネルを貸してあげることを決めた。モモコと親しい人しか入れない禁断のシャネル部屋(シャネルのアイテムが1000点以上あり、その総額は1億円以上!)に恵利花さんを招き、「なんでもあるから」と太っ腹発言。貸してもらうアクセサリーを選び、「最後に要望はありますか?」と聞かれた恵利花さんは、「家族旅行に混ざってみたい」と笑みを浮かべていた。
ゲストの佐田真由美は、「姑さんとの関係はどうですか?」と聞かれ、「仲良いです。『自分の息子の嫁って思ったことはないんだよ。〇〇の嫁だからじゃなくて、真由美さんだから大好き』と言われたときに、泣けてきちゃって……。ロックオンされた!」と回答。MC陣は「素敵!」と絶賛していた。
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