愛沢えみり、6億円かけた4SLDKの豪邸を披露「ほしいものがなくなった」『ダマってられない女たち』シーズン2
9月5日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI・剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』シーズン2がスタートした。“ダマってられない女”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。
本稿では、第10回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
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今回密着したのは、元キャバ嬢で実業家の愛沢えみり。2019年に歌舞伎町で“2日間で売上2億5000万円”という記録を残して引退した彼女は、現在二児のシングルマザーとして、子育てに励んでいる。
都内のタワーマンションで暮らす愛沢。4SLDK・約260平米の広々とした自宅は、改装費も含めて6億円にのぼるという。家具にも強いこだわりを持ち、ソファーと絨毯とテーブルだけで、およそ1000万円。ラグジュアリーで華やかな空間は、彼女が積み上げてきた努力の結晶だ。
かつては、大量のブランドバッグを飾る“バーキン部屋”を作るなど、自分のために使うお金を惜しまなかった愛沢。しかし、今は「ほしいものがなくなった」と穏やかに語る。「ただ、子どもにかけるお金は惜しまない。毎月、バーキン買えるみたいな感じ」と笑いながら話す愛沢を見て、スタジオのMEGUMIは「そんなに使ってんの!」と目を丸くしていた。
そんな愛沢は、美容クリニックやWebマーケティングなど5つの事業を展開する敏腕経営者としての一面も持っている。仕事と子育ての両立について聞くと、「週7でシッターさんを依頼している。月に100万円以上かかっている」と答えてくれた。2023年に第一子を出産したあとは、母親に手伝ってもらっていたようだが、「いい距離感を保っていないとぶつかる」ことに気づき、外注するように。現在はストレスフリーな育児ができており、3人目への意欲もあるという。
未婚のシングルマザーで第二子を出産となると、気になるのが子どもの父親の存在。籍を入れない選択をしたことで、「不倫だからできないんじゃないか?」などという憶測が立てられることもあったようだが、愛沢は「相手が結婚願望がない人だった」とあっけらかんと話す。「この人じゃない人を好きになっていたら、もっとラクだったのに」「(ひとりで子育てをすると決めたものの)不安すぎてこのまま死にたいと思ったこともあった」というが、現在は「そこまで向き合える人に出会えて、向き合えたわたしもカッコいいじゃん」と前を向いている。
愛沢に強い影響を与えたのは、2歳からの2年間をともに暮らした祖母の存在だ。祖父があまり働かなかったため、祖母が朝から晩まで働いて子どもたちを養ってきたらしい。そんな祖母のたくましい背中に、愛沢は幼いころから憧れを持っていたという。一方、母親はいわゆる“超幸せな奥さん”で、「稼いでくるから、専業主婦でいていいよ」と言われてきたタイプだったらしい。祖母と母、正反対な2人の“母親像”を見てきた愛沢は、「母親のような生き方をするのは、自立して成功するよりむずかしい」と語る。
母親になったことで、仕事面でも心境の変化が。たとえば、自身がプロデュースするファッションブランド『EmiriaWiz』は、渋谷109で期間限定の出店をした際に6時間を超える行列ができるほどの大ヒット。しかし、どんどん人が辞めていっていたようだ。その理由を聞くと、「いい商品を追求するあまり、気づかないうちにまわりを傷つけていた」と愛沢。しかし、子育てをするようになってから忍耐力がつき、「思ったことをすぐ言わない」「言い方を変える」「感情を出しすぎない」と自身の行動を改められるようになったという。
インタビューの最後に、「自分で選んだことだから、責任も持てるし、正解にしようと思って努力をする。迷いはない」と言い切っていた愛沢。彼女と同じく、シングルマザーとして息子を育ててきた益若つばさは、「1人でお父さん役とお母さん役をやらなきゃいけないから大変」と共感の姿勢を見せつつ、「5歳くらいまでがいちばん可愛いと言われていたけれど、“今がいちばん可愛い”を更新し続けている」と顔をほころばせていた。
番組の後半には、女子高生キックボクサーの岡本琴弥さんに密着。琴弥さんの父親は元暴走族の総長で、母親は元イケイケギャル。若くして親になった2人は、紆余曲折を経て、子どもたちの夢を全力で応援する“理想の家族”を作り上げた。そんな両親の支えに感謝している琴弥さんは、「自分がベルトを獲ることで、感謝を伝えたい」と修学旅行も欠席して練習に励んでいる。
そんな岡本一家の絆を目の当たりにした川島海荷は、「ご家族が全力で応援している姿を見ると、グッときちゃいます」と目を潤ませたあと、「わたしも、実家にいたときは目覚ましをかけたことがなかった。どんなに早くても、お母さんが起こしてくれてて……」と自身の家族との思い出を振り返った。すると、剛力彩芽も「夜遅くに仕事から帰って玄関に倒れ込むと、メイクとか落としてくれたことがあった」と共感。川島が「コンタクト外してくれてたこともあったな」と続けると、MEGUMIが「親だねぇ」と優しく微笑み、スタジオが温かい空気に包まれていた。
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