岩城滉一、“人生の最後まで一緒に走るバイク”を初公開 カスタムし続けた相棒に視聴者「カッコよすぎる」

 俳優の岩城滉一が2025年10月25日、公式YouTubeチャンネル「#51TV」に投稿した動画で「人生の最後まで一緒に走るバイク」を初公開した。

 「【初公開】岩城滉一が人生の最後まで一緒に走るバイクを初公開」と題した動画で岩城が「最後のバイクだと思って今から17~18年前に買ってこの状態にした」として紹介したのは「KAWASAKI Z1 1973」だった。岩城によれば、毎年新しい車輛に買い替えることをせず、買い替えた場合にかかると想定される費用をこのバイクのカスタムに充て、1年毎に「●●年モデル」と自分の中で設定しているのだとか。

 現在の車輛は「2024年モデル」。マフラーはチタン製で「なかなか焼け方の色が綺麗」と評し、ホイールにはリムを搭載。また「僕1951年生まれで“こういち”なんで」と、シートカウルに「#51」マークのステッカーが貼られていることをアピールした。

 さらに、スピードメーター&タコメーターの明かりを灯すと、「#51」の文字が赤く浮かび上がる仕様となっており、岩城は「これは夜走ってると目に入ってくるのがうれしい」と語った。さらに、ウインカーには「ちょっとメッキをかけた」とのこと。信号待ちの際にその明るさのためか、「隣の人が嫌な顔をしたりする」といい、「ちょっと光がぼけるように。でも安全的には間違いなく確認できるウインカーの色に染めてみました」と説いた。加えてバックミラーは、所有するホンダのスーパーカブやスクーターにも搭載し「相当買った」「10個ではきかない」というほどお気に入りの社外品を取り付けていた。

 ボディーカラーは光沢感のあるブラック。塗り直しは一切しておらず、「これもすごいでしょ? 全然朽ちてないというか、傷もないし、修理もしたことがないんだけど、いつも家で磨くだけなんだけど。本当にきれいに残ったね」と自画自賛した。

 なお岩城は今、大腿骨を折ってしまい右足が不自由な状態で、妻からは「ダディ(岩城)は(下半身を指して)ここから下はオートバイでできてるから、オートバイに乗ってるほうが安全かもしれない」と言われたという。そして「多分歩けなくなるまでオートバイに乗ってたりするようになると思うんです。自分なりにいい人生を送れたなって。一つのことをずっと。役者の仕事もそうだけど、役者ももう50年過ぎましたし、いい人生だったなぁとつくづく思っています」としみじみと述べ、「KAWASAKI Z1 1973」について「ものすごく愛着というか、すごく色々なことを思い出す僕の宝物だね」と話していた。

 今回、2024年7月21日以来1年3カ月ぶりに自身のYouTubeチャンネルを更新した岩城。コメント欄には「素敵な宝物」「カッコ良過ぎる」など、「人生の最後まで一緒に走るバイク」へのコメント共に、「待ってました」という声も寄せられていた。

【初公開】岩城滉一が人生の最後まで一緒に走るバイクを初公開

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