AKB48 向井地美音、前田敦子の卒業発表時のエピソードに驚き ファンも「震えた」舞台裏の出来事
AKB48の“みーおん”こと向井地美音のYouTubeチャンネルが10月18日に更新。AKB衣装展のレポート動画を公開した。
AKB48グループ総監督(総監督)を務めた向井地。2013年にAKB48の15期研究生オーディションに合格し、同年11月発表の「希望的リフレイン」で初のシングル選抜メンバー入りを果たした。前総監督の横山由依から次期総監督に指名され、2019年4月1日に総監督に就任。2024年3月16日をもって約5年間の任期を終え、現在は倉野尾成美に引き継がれている。
今回「【解説】『AKB48 大衣装展』をしのぶさんに案内してもらいました!【2005→2015】」と題した動画で向井地は、10月17日から28日まで東京・大丸東京店 11階催事場にて開催されている「時代を彩った装跡 AKB48大衣装展」を訪れた。衣装デザイナーの茅野しのぶ氏に案内してもらうという充実した動画内容だ。なお、向井地が訪れたのはオープン前日だという。
衣装展ではおびただしい数の衣装がそこかしこに並んでいる。AKB48の歴史を追ってきたファンにとってはたまらない内容になっているだろう。その中には歴代の中でも大エースの印象が強い前田敦子が卒業を発表した時に着用していた衣装もあった。
2012年3月25日に埼玉・さいたまスーパーアリーナでのコンサートでAKB48を卒業することを発表した前田。茅野氏が「“あっちゃん卒業するんじゃね?”って思っていた」と当時のエピソードを明かすと、向井地は「えっ? 知らなかったんですか?」と茅野氏が状況を把握していなかったことに驚く。プロデューサーの秋元康と当時キャプテンの高橋みなみだけがその事実を把握していたそうで、しかも前田が決断するか否かという状況だったようだ。
迎えたライブ当日、前田は穏やかな表情を浮かべていて、スタッフに対しこれまでの活動を振り返るような一幕もあったという。茅野氏が「あっちゃん、卒業発表なんてしないでよね!」と冗談混じりに言うと、前田は「ううん……しないよ」と否定したそうだ。しかし明らかに覚悟を決めたような前田の様子を察し、茅野氏はその場で衣装変更を提案。本来はアンコールでTシャツを着用する予定だったが、「Tシャツ姿で卒業発表だけは嫌」と衣装デザイナーとしてのこだわりでドレスを着させたようだ。
その上で前田はステージ上で卒業を発表。向井地は「そんなストーリーがあったとは……!」と舞台裏のやり取りに驚いていた。
知られざる前田の卒業時のエピソードにはファンもびっくりしたようで、コメント欄も大いに盛り上がっている。ファンにとっても衣装の数だけ思い出があるだろう。結成20周年イヤーを迎えたAKB48。以前、応援していたという方も、現在進行形で追いかけているファンも会期中に大丸東京店 11階催事場を訪れてみてはいかがだろうか。






















