「バイクの墓場」ではなく「楽園」……原付専門YouTuber・げんチャんねるが紹介した巨大ジャンクヤードが壮観
原付専門店による人気YouYTube「げんチャんねる」チャンネルが10月16日、原付ライダー垂涎の巨大ジャンクヤードを紹介する動画を公開した。
「げんチャんねる」は上記の通り、原付専門店による原付ライダーのための原付専門チャンネルとして誕生。原付のカスタム、修理に便利な関連アイテム、希少な車種の紹介など、専門性の高い内容で原付ライダーの注目を集め、2025年10月現在でチャンネル登録者数は35万人を超える。原付に乗る姿が愛らしいと話題のインフルエンサー・原付ガール「ちょこみ」と、カメラマン「しゃちょう」のコンビでお馴染みだ。
今回二人が訪れたのは、神奈川県にある「湘南ジャンクヤード」。ジャンクヤードとは直訳すると「廃品置き場」であり、自動車・バイクの業界では廃車・中古車を保管・販売する場所を指す。つまり「バイクの墓場」とも言えるが、二人は大規模な敷地にお宝が満載の湘南ジャンクヤードを「一生に一度は行きたいバイクの楽園」と言い換えた。バイク好きにとってこのエリアの観光地といえば、「鎌倉・江ノ島・湘南ジャンクヤード」とちょこみ。観光がてらトレジャーハンティング、ということで散策をスタートした。
入り口から「5000円からバイクが買える!」という立て看板が目を奪う。見渡すかぎりバイクが広がる絶景のなかで、金額ごとにエリア分けされており、44000円エリアでは、YAMAHAのBJ(ベーシックジョグ)を発見。50ccスクーターがずらりと並んでおり、原付好きにはたまらない光景だ。
ジャンク品とはいえ人気車種も多く、状態の良いYAMAHA・Vino(ビーノ)を発見してよろこぶ二人。HONDA・エイプだけでも専門店のように多くの取り揃えがあり、「仕入れて帰りたい……」として、トラックで来なかったことを後悔していた。
懐かしのビッグスクーターからスポーツモデルまで、バイク好きなら思い入れのありそうな車種を紹介しつつ、損傷が激しく、ギリギリ原型をとどめているものもあったが、自身でレストア・カスタムができる人にとってはこれもお宝と言えるかもしれない。
二人合わせると10台くらいは買って帰りたいバイクがあり、「やっぱり墓場ではなく楽園」と締めくくったちょこみ。コメント欄は、自分にとって思い入れのある車種が取り上げられたことをよろこんだり、「目利き」の大切さを語ったりと、バイク好きで賑わっている。あまり詳しくなくてもバイクがずらりと並ぶ光景は壮観なので、動画をチェックしてみよう。