松山ケンイチ、熊の駆除をする様子を公開 獣害の生々しい現実を収めた内容に「貴重な動画」
2025年9月14日、俳優の松山ケンイチが自身のYouTubeチャンネルを更新。獣害を起こしている熊を駆除する様子を公開した。
松山ケンイチのYouTubeチャンネルは、2024年11月の開設当初はゲーム実況などをアップしていた。しかし2カ月ほど前からDIYや釣りなどを楽しむ動画もアップ。“俳優・松山ケンイチ”とはまた違った、飾らない表情を見せており、視聴者にも好評だ。
今回アップされた「Hunterーなぜ駆除が必要なのかー」は、そんな同チャンネルのなかでも少し毛色が違う動画。銃猟免許を持ち、害獣駆除をしている松山の活動をドキュメンタリー調で映し出している。
午前4時、松山ら4人のハンターが集結。獣害がひどいかぼちゃ畑に出没する熊や鹿を仕留めに行くという。現場に到着し、二手に分かれて熊を探していると、先ほどまで熊がいたような形跡が次々と見つかる。電気柵を設置してある場所もあるが、鹿はそれを飛び越え、熊は地面を掘って電気柵の下から畑に侵入してしまうという。食べ尽くされたかぼちゃやもろこしの映像は、その被害の甚大さを物語っていた。
害獣を見つけられず、ここで松山ら鹿パトロール班は帰宅。熊事情を話しながら車を走らせていると、途中のかぼちゃ畑で熊を発見する。ハンターの渡さんがサッと車を降り、一発で命中させる。近寄ってみると、倒れていたのは3歳ほどのメスの熊。トドメを刺して、適切な処理をし、解体場に運んでいった。
ふたたびハンター4人で集まり、獣害について話していく。熊や鹿は人間の作物に味を占め、最近では山から人里に降りてきているそう。さらに獣害があることで作物の市場価格が高くなる可能性があるという話を聞きながら、「農家さんは打つ手なしだよね」と松山。そこに農家の方も参加し、獣害に悩まされているリアルな声を語っていた。さらに、現地の人とそうでない人の見方に乖離があることや、ハンターたちへの助成金の必要性なども話題に挙がり、あらためてハンターの重要性を語っていた。
多くの学びが詰まった同動画には「著名な方がこういう発信してくれるのありがたい」「ハンターの皆さんおかげで安全に生活できていることに感謝しかありません」「複雑な思いは確かに有るが、現実を見る貴重な動画だと思う」など、さまざまな声が寄せられていた。






















