1週間でフォロワー約30万人増、イーロン・マスクに見つかり世界でバズり中の日本人OL「荒木佐保里(SAO)」とは? 本人を直撃

世界でバズったあとの景色とは

ーーコメントを見る限り英語圏のユーザーからの反応が多いのかな、と思うのですが、実際はどうなのでしょうか?

SAO:圧倒的にアメリカのユーザーが多い、というわけでもないんですよね。アメリカのユーザーが15〜6%と少なくないのですが、次いでメキシコ、東南アジアのユーザーからも反応をいただいています。60か国で約1%ずつのユーザーに反応してもらっています。

ーー世界各国満遍なく、バズっているという感じなのですね。ちなみに、バズってからは、どんな方にフォローされるようになりましたか?

SAO:一番驚いたのは、やっぱりヒカキンさんからフォローいただいたことですね。あと友人が、何十万人もフォロワーがいる方にフォローされていることを教えてくれたのですが、もうバズりすぎてなかなか気づけなくて……。教えていただかないと、どんな著名な方がフォローしてくださっているのかわからないんです。

ーーほかのSNSにも、反響はありましたか?

SAO:Xでバズった翌日にインスタグラムでも同じ画像を投稿したのですが、1000万ビュー、フォロワーも20万人ほど増えました。

 TikTokも再生数は増えたのですが、実はなりすましのアカウントがいくつかできてしまって……。しかも、私よりバズらせるのが上手なんです(笑)。最初は私よりもフォロワーが多くて、「ヤバい!」と思って、負けてられないなと。それから1日3回以上投稿するようにして、かなり力を入れるようになりました。

ーーバズるとそういったことも起こるんですね(笑)。ちなみになぜ、なりすましアカウントはバズらせるのが上手いと感じたのですか?

SAO:私のXがピークでバズっている2日目〜5日目のあいだに、20件以上動画を投稿していて。それを見て「あー私もそのタイミングで上げたら良かった!」と思いました。上手く使われてしまいましたね。

ーー改めて一連の流れについてお伺いさせていただきましたが、バズったあとは、SNSに何を投稿したらいいのか悩んだりしませんでしたか?

SAO:バズった次の投稿は一番悩みました。Xにもポストしたのですが、次に投稿したものがもうバズらなかったら怖いなと思って、写真選びに30分くらいかけて投稿しました(笑)。でも次の日も意外とちゃんとバズってくれたので、「もう何を投稿しても大丈夫かも」と思い、そこからは何も怖くなくなりましたね。いまはとにかく盛れてる写真をどんどん投稿しています(笑)。

ーーバズった日以降も、ほとんどの投稿が万バズを超えていますよね。

SAO:写真を投稿して1万いいねにいかなかったら、「ちょっとヤバいかも」と思うようになってしまいました(笑)。今回のバズを機に、SNSの精度は上げ続けていかないとな、と思っています。

ーー今後の活動スタイルについては、どのように考えていますか?

SAO:いま働かせていただいている会社が、芸能活動との両立をすごく考えてくれてる会社なので、これからも変わらずOLをしながら芸能活動を続けていこうと思っています。ただ、以前アメリカに半年間留学していたこともあり、もともと海外には興味があるんです。海外の取材も少しずつ増え始めているので、いつかは海外のお仕事もできたらいいなと思っています。可能性があれば、いろんなことにチャレンジしていきたいです!

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