レス問題は「解決してない。でも……」 『ウェディングウォーズ』ハトミ&さやかカップルが語る“リアリティーショーで変化した向き合い方”

結婚を誓い合った8組のカップルたちが、結婚資金1000万円の獲得を目指し、過酷なミッションに挑んでいく婚前合宿サバイバル番組『ウェディングウォーズ』(ABEMA)。今回は、数々の困難を潜り抜け、最終的に1000万円を手にしたハトミ & さやかカップルに話を聞いた。(菜本かな)
番組を経て、お互いに変わった部分は?
ーー改めて、番組に参加したきっかけを教えてください。

さやか:わたしが最初に番組の募集があることを知って、賞金1000万円というのに惹かれ……。カップルで出られるということだったので、わたしもハトミも芸能のお仕事をやっているし、2人で仕事できたら楽しそうだなと思い、「どう?」って、ね?
ハトミ:俺が適当に「いいんじゃない?」って感じで答えてたから、「本当に大丈夫?」みたいな感じで喧嘩になって(笑)。
さやか:えっ、してないよ!
ハトミ:いや、俺の記憶が正しければ、「はっきりしてよ!」「応募期限があるから!」って言われたよ。
さやか:ああ……!
ハトミ:思い出した?
さやか:思い出した! こういうこと、よくあるから。「いいじゃん」って言ってるけど、本当にいいの? みたいな喧嘩が。
ハトミ:さやかも、「やっぱいいや」ってなるときがあるからさ。でも、今回に関しては、「やるなら、ちゃんと応募するからはっきりして!」って言われて、「本気でやるんだ」って。でも、それからちゃんと調べたら、共同生活だし、難しいミッションも多そうで「本当にさやかできる?」って心配になった。
さやか:だから、「勝つっしょ」「できるよ、わたしは」って答えたんだよね。
ハトミ:うん。じゃあ、一緒に頑張りますって。
ーーお2人の出会いは、『30日間ずっとキス〜君とキスして恋したい』というリアリティーショーとのことですが、それぞれの第一印象は?
さやか:男性が3人いたんですけど、最初は別の方がタイプだなと思っていました。で、2番目にいいなと思ったのがハトミで。
ハトミ:2番目の男です(笑)。
さやか:いままで、可愛い系の方が好きだったので、タイプのビジュアルではなかったんですよね。でも、容姿じゃなく、中身で選ぶことで、わたしの恋愛観が変わるんじゃないかな? と。ハトミは、紳士的で優しそうだったので。
ハトミ:僕は、第一印象で「めっちゃ綺麗な人!」と思いましたよ。初めて会ったのが、チャペルで。しかも、番組の進行的に初対面でキスをしなきゃいけなかったんですよ。それで、僕が「どうしよう……」と戸惑っていたら、「遅い!」「いつすんの!」と急かされて。
さやか:そんな口調で言ってないよ(笑)。「(小声で)いつするんですか?」って感じだったでしょ?
ハトミ:その動じない姿に、芯の強さを感じました。
さやか:いままでお付き合いした人は、全員3カ月でお別れしているんですよ。倦怠期を越えたことがなくて。だから、「本当に結婚できるのかな?」って不安がありました。そんななか、ハトミは初めて「ずっと一緒にいたい」「別れたくない」と思えた人なんですよね。だって、1回も別れたいって思ったこと……あるわ。
ハトミ:何回もありそうだけど(笑)。
さやか:でも、本当に不思議なくらい好きなんですよ。好きって気持ちは、ずっと変わらないんです。飽きるとかもなくて。初めての感情すぎて、自分でもびっくりしています。いなくなったら死んじゃうって感じ!
ハトミ:えっ、そこまで?
さやか:っていうのは言い過ぎかもしれないけど、ハトミ以上に人間性がしっかりしていて、わたしのことを理解してくれる人はいないと思う。
ーー番組を経て、お互いに「変わったな」と思う部分はありますか?
ハトミ:さやかは、本当にすごく変わりました。でも、芯は変わっていなくて、そこも素敵だなと思います。
ーー具体的には、どういうところが?
ハトミ:もともと、さやかは自分のことにまっすぐな子なんですけど、僕に対してもまっすぐになりました。「どう思ってる?」とか、よく聞いてくれるようにもなったんですよ。番組を経て、僕の考えを聞く姿勢がさやかにできたのかなって。いままでは、「わたしは、こう思う!」って感じだったのが、僕の気持ちも自分の芯として捉えてくれるようになりました。本当に、あの番組を通して別人のようになったよね?
さやか:自分ではわからないんですけど、そう思ってくれてうれしいです。
ーーさやかさんは、ハトミさんが「変わったな」と思う部分はありますか?
さやか:うーん。
ハトミ:なかったら、「変わってない」でいいんだよ!(笑)
さやか:いやいや、あるよ! たとえば、よりわたしのことを考えてくれるようになったなぁとか。でも、まだまだわたしの自己主張が強いから、わたしもハトミと同じくらい、ハトミのことを考えてあげられるようになりたいなと思います。



















