「キスがしたい」元あいのりメンバー・クロと結ばれた相手とは…?『秘密のママ園』8話

第8話では、シングルマザーだけの恋愛企画『ママも恋してイイですか?』が、ついに完結! 今回は、2組のカップルが成立した。まず、1組目は、DV夜逃げシンママのちゅみと、元サッカー選手で現在はスポーツ中継ディレクターをしているようすけ。ちゅみにとって、前夫との結婚生活は「命の危機を感じる」ほどの壮絶な日々だったらしい。あまりに危険な状況だったため、警察立ち会いのもと、夜逃げ同然で離婚に至ったようだ。そのトラウマのせいで、現在も男性に対するトラウマが拭いきれていないと言う。
そんなちゅみの心の傷に寄り添い、ちょっとずつ距離を縮めていったのがようすけだった。男性と近づくことに恐怖心を抱いてしまうちゅみに、「指を合わせるくらいならできるかな?」と問いかけ、ゆっくりと心を溶かしていく。そんなようすけの優しさに気づいたちゅみは、「恋愛スイッチがオンになるきっかけを作ってくれた」と感謝し、「まずは、お友達としてお願いします」と彼の告白を受け入れた。
その裏で、失恋をしてしまったのが、ようすけに恋をしていたライバーのあんじゅ。彼女はこの旅が始まる前、「自分から人を好きってなったことがない」と話していた。しかし、ようすけに出会い、自分から人を好きになることの尊さを知ったようだ。「なんだろう。この感情、初めてだ。苦しいよ」「恋愛で泣くの初めて」と涙を流すこともあったが、最終的には「こんな気持ちにさせてくれてありがとう」と前を向くことができた。大人の失恋は、ただでは起きない。涙のあとに、強さが根を張る。さやに振られた有村昆も、「(さやが好きな人と)うまくいくことを願っています」と言い、「この番組で、自分を変えたいというのが裏のテーマだった。次に変わるきっかけをもらえた気がした」と恋の終わりを受け入れて、その先を歩こうとしていた。
そして、2組目の成立カップルは、『あいのり』で人気を博したクロと、トレーニングジムを経営するジュング。ジュングは、参加者のなかで唯一の子なし男性。シングルファーザーとの恋を目指して旅に参加したクロは、「(子なしなことが)最初はマイナスに感じていた」と振り返る。しかし、じっくりと彼の中身に触れていくうちに、自然と惹かれていったようだ。そしてカップル成立後、「わたしから、初めてのお願いしていいですか? キスがしたいんですけど!」と“見せ場”を作ったクロは、さすが恋愛番組のベテラン。2人のキスシーンのあまりの美しさに、MC陣もうっとりしていた。
そんななか、さやとともきが不成立だったのは、想定外すぎた。さやは、ともきに「2000万弱くらい借金がある」「18からYouTuberをしてるんだけど、炎上した時に稼いだ収入の税金を払えなかった」「今は、所属している事務所にお給料をいただきながら返済している状況」と言われても、「娘ちゃんに対して良いパパをしているのを見ているし、そういうことで気にならなくなるとか、好きじゃなくなるとかはない。そういうのを通り越して、素敵な人だなって思ってます」とすべてを受け入れる覚悟を見せていた。
そんなさやに、ともきはだんだんと惹かれていったようで、最終日には「正直、さやちゃんのことが好きです。1泊2日で、こんな好きになると思ってなかったんで、自分でもびっくりしています」と言っていたはずなのに……。「僕にとって恋愛は結婚なので、その想像はできなかったです。仕事のことが精一杯で、いま恋愛すべきタイミングではないのかなと思いました」と感情より現実を優先する大人の決断をした。
過去に離婚経験があることから、「幸せを手にしたとしても、失われるかもしれない」と怖くなってしまうと話していたともき。さやも、彼の気持ちに共感する部分もあるようで、「好きすぎて考えちゃう、辛いっていうのは、わたしもシングルになってからあったので、それはちゃんと受け入れてあげたいと思います」と彼を責めることなく、ただ静かに背中を押していた。
ちなみに、『ママも恋してイイですか?』は、シーズン3も制作が決定! 参加者は随時募集されるようだ。
ほかにも、『建前爆破! まったり井戸端会議』では、前回に引き続き、「人には聞けない! 離婚のここだけの内緒話」を専門家たちが解説。結婚生活を円満に送る秘訣を聞かれた近藤千尋は、「ひー坊くん(=太田博久)がいないと生きていけない妻を演じる!」と赤裸々に話し、滝沢眞規子と峯岸みなみに「それ、言っても大丈夫なの?」とツッコミを入れられていた。
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