婚前契約書の存在に疑問…モデル彼女がついに別れを切り出す『さよならプロポーズ via スペイン』4話

言ってしまえば、カップルの今の状態は真逆。結婚したいタマミとケイゴ、結婚の話に追い詰められているヤワラとタカミツといった構図だ。
ただ、ここでお互いにお互いの感化を受けたよう。特にタカミツはケイゴに「なぜそんなに結婚に前のめりなの?」と一言。そして、タカミツは「結婚にビビってるんですよ」「たぶん(結婚しても)変わらないですよね?」とケイゴに確認。そこまで結婚しないにこだわらなくても良いのではないか、拒まなくてもいいのではないかと、タカミツは思ったようだ。
ここから結婚願望のない43歳の会社経営者・タカミツと、29歳のモデル兼システムエンジニア・タマミに暗雲が立ち込める。舞台はマヨルカの港町のレストランでのこと。話題は以前も少し険悪ムードになった、タカミツの希望である婚前契約書について。
「そもそも浮気したら円満に別れましょうねって書くこと自体嫌だ」「するかもしれないから、円満に別れたいから、それを書きたいって言い出したのはあなた」とタマミ。スタジオメンバーの1人、ヒコロヒーも「この話聞くのが辛いな」とコメントしていた。実際に、一視聴者として観ていてもなかなかに心が落ち込むものがある。タマミの肩を持つわけではないが、確かに結婚前から“別れ”を見据えた契約を結ぶのはなかなかに辛い。
このあとでタマミは「(浮気されて)ごめんなさいって言われて、気が済むと思っているの?」「私は気が済まないと思うよ」というのだが、タカミツは一歩も引かない。「(もしも結婚してから)タマミが鬼嫁みたいになった時に逃げたくなる」「今みたいなこと(言い合い)が怒った時に、何があっても許しましょうとか」と発言したのだ。これにはタマミ「あなたとは結婚しちゃいけない!」「後悔しない選択があなたと別れることです」ときっぱり。とうとう別れの決断とも思われる発言を4日目にしたのだ。
この喧嘩に対してスタジオの藤本美貴は「これが1日目・2日目だったら、まだ取り戻せる日数あるけど、4日目だったら…」とコメント。スタジオメンバーも不安そうな表情を見せた。
そして、この日の夜、タカミツは部屋に戻らずホテルのロビーに1人。「孤独ではいたくないんですけど、自由でいたい。自由でいたいんだけど、縛られたくない。それは常に自分の中で葛藤がありますよね」と本音を吐露。一方のタマミは「落ち着いたは落ち着いたけど自分が悪いとは思わない」ときっぱり。「自分が悪くないみたいな態度を、毎回喧嘩した時に撮るけど、それを悪いと思っていないのが、ちょっと一緒にいることが難しいかなって」と一気にタカミツへの熱を下げていた。
いよいよ旅も後半戦、果たして2組はどんな結末を迎えるのだろうか。
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