「面倒くさい」29歳のモデル彼女に放つ、43歳経営者彼氏の本音『さよならプロポーズ via スペイン』1話

『さよならプロポーズ via スペイン』1話

 今回の新シリーズに登場するカップルは2組。

 まずは、アパレル店員の彼氏・ケイゴと、アイブロウサロンを経営する年上の彼女・ヤワラのカップル。交際期間は2年半、昨年末からは同棲を開始したという仲睦まじいカップルだ。2024年にサロンを開業し、朝から終電まで働く多忙な日々を送っているヤワラと、そんな彼女が快適に過ごせるよう家事をこなし、献身的にサポートするケイゴ。これにはMCのヒコロヒーやスタジオ見届け人の藤本美貴、松村沙友理から絶賛の声。食事を見て「おいしそうー!」との声や、家事をこなす姿に「これはかなりええぞ」と賞賛する声が上がっていた。

 そんなカップルがこの旅に参加した理由は、ケイゴが「結婚したい。“ただ好きだから一緒にいる”という関係を終わらせたい」と思ったとの理由からであった。

 これについて初日の夜にパエリアに舌鼓を打ちながら話す2人。しかし、ケイゴの言い分を聞いたヤワラは「ただ好きで一緒にいるのはダメなの?」と反論。もうすでに、2人の結婚観にずれのようなものが生じた瞬間だった。

 しかし、これにはケイゴ、負けじと「明日結婚しますってなって明日から世界って変わるもの?ヤワラちゃんの生活は変わるわけじゃなくない?」と反論。しかし、ヤワラは「急にボンってきてる。子どもが欲しかったのも結婚願望があるのも知らなかったからさ」と困惑。ヤワラはそもそも「自分が(結婚に対して)どう思っているかわからない」とも発言していたため、この7日間、結婚のことをただただ考え抜いて、どのような考えになっていくかが争点となりそうだ。

 もう1組のカップルは、結婚願望のない43歳の会社経営者・タカミツと、29歳のモデル兼システムエンジニアの彼女・タマミ。2人は3年9ヶ月共に暮らしているのだが、厳密にいうとタマミの一人暮らしの家にタカミツが転がり込んでいる状態だ。

 そんな2人の問題は、「結婚したい」という考えのタマミと「結婚願望がない」「(結婚という制度が)面倒くさい」と話すタカミツ、結婚への価値観がまるで真逆であるということだった。

 最初こそ、サグラダ・ファミリアを見ながら「未完成って我々みたいだよね」「未完成のままでもいいから、結婚っていう形もいいんじゃないかな」とタマミ。かなりいい雰囲気でスタジオメンバーからも「かなり積極的でいいね!」と好意的な声が上がっていた。

 しかし、やはり真逆の価値観が交わることはなかなかに難しい。

 2人はお互いに「大好き」と言い合うのだが、タカミツは「大好きと結婚ってなんか違うような気がしているんだよね」ときっぱり。「大好きなんだけど籍入れるのってなんかややこしい。そこから紙切れ1枚なんだけど法律で縛る21世紀にはもう古いシステムなんじゃないかと思う」と自論を展開する。しかし、これにはタマミ「あなたが面倒くさがっているだけだよ」と反論した。

 この2人の会話を見たスタジオ見届け人の桜田通は「タカミツさんが、言葉の端々にちょっと保険をかけるといいますか。自分が悪いところを自分で言われると、こっちも責められないし…」と苦言。これには女性陣「いい人かと思っちゃったけど、たしかに!」と納得していた。

 「大好き」と「結婚」、2組のカップルに共通するこの問題の行く末はどうなるのか。第2話以降も見逃せない。

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