オンライン&オフラインも。録音・翻訳・文字起こし・要約までできる「万能AIレコーダー」これはシンプルにほしい

viaim、オンオフどっちもいけるAIレコーダー

 会議や通話の内容をワンタッチで録音・文字起こし・翻訳・要約できるAIイヤホン『RecDot(レックドット)』と、USB接続でPC向けに同様の機能を提供する『NoteKit(ノートキット)』が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で2025年5月20日より先行販売を開始した。

 開発元は、中国市場で2023年から2024年上半期にかけてAI会議イヤホンの販売台数No.1を記録した「viaim(ヴィエイム)」。本製品は、録音・翻訳・文字起こしといった機能を高度に連携させたオールインワンモデルで、グローバルなビジネス環境にも対応する。

『RecDot』税込3万4800円:16言語対応のAIイヤホン。録音から字幕表示までスマートに

 『RecDot』は、イヤホンを摘むか専用ケースのボタンを押すだけで録音が始まり、最大7m先の音声を正確に拾う「FlashRecord」技術を搭載。録音後はその内容をAIが自動で文字起こしし、16言語に対応した翻訳と要約が行われる。なお、翻訳対応は15言語(広東語は文字起こしのみ)となっている。

 また、-48dBのノイズキャンセリングに加え、骨伝導マイクも搭載。自分の声を骨振動で検知することで、騒がしい場所でも明瞭な音声入力が可能だ。音楽再生にも対応しており、Hi-Res認証による高音質で、ビジネスとプライベートの両方で活用できる。最大36時間駆動のロングバッテリー性能も魅力的だ。

 さらに、リアルタイムで文字起こし・翻訳結果を最大300人まで共有できるライブ表示機能を備え、セミナーや視察、ツアーガイドなどにも活用できる。スマホやPC上で再生している動画・音声に字幕をリアルタイム表示する機能もあり活用の幅も広い。

『NoteKit』税込1万3800円:PC作業に特化したAIレコーダー。ZoomやTeamsにも対応

 『NoteKit』はUSB-A/Cポートに挿すだけで使用できるPC用レコーダー。会議音声をリアルタイムで録音・文字起こし・翻訳・要約する機能を備え、最大5mの集音性能と話者識別機能により、複数人の発言も正確に記録できる。

 ZoomやTeamsなどの主要なオンライン会議ツールにも対応し、RecDotと併用することでモバイルとPCのデータを一括管理できる。

 両製品とも、毎月600分まで利用可能なBasicプランが標準で付属。さらに、月1,800分の「Proプラン」(月額1,500円 / 年額12,000円)や無制限の「Ultraプラン」(月額3,000円 / 年額22,000円)も選択可能。なお、RecDotとNoteKitのアカウントを同期した場合、月600分の利用枠は共有される。

 セキュリティ面では、日本国内のAmazon AWSサーバーにデータを保管することで、利用者に安心できる運用環境を提供。2025年5月末を目処に完全移行される予定だ。

「蔦屋家電+」で実機展示もスタート

 製品を実際に試したい人には、二子玉川の「蔦屋家電+」での展示もおすすめ。展示期間は5月20日から7月30日まで。購入前にリアルな使用感を体験できる。いずれもMakuakeでは早期購入者向けの割引価格プランが用意されている。

会話を“聞くだけ”でメモ完了。NottaのAIイヤホン『Zenchord 1』がMakuakeで先行公開

Notta株式会社は、音響ブランドZenchordと共同開発したスマートAIイヤホン『Zenchord 1(ゼンコード・ワン)』…

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