川島海荷、酔いどれ姿を見せたYouTubeで“新たな一面”定着なるか?
俳優の川島海荷がYouTubeチャンネル「川島海荷のUmiLOG」を開設し、1本目の動画でYouTubeをはじめた理由に言及した。2025年4月は俳優や映像プロデューサーなどマルチに活躍するMEGUMIのYouTubeチャンネル開設が話題になったが、なぜ川島はYouTubeでの動画投稿をはじめたのか。今回は川島の記念すべき1本目の動画の内容を紹介しながら、芸能人が新たなイメージ定着のためにYouTubeで発信する理由を深掘りする。
俳優としてこれまで多くの作品に起用されてきた川島海荷。過去には日本テレビ系情報番組『ZIP』で総合司会を務めたことや、アイドルグループのメンバーとして活動したこともあり、視聴者によってさまざまな印象がある芸能人のひとりではないだろうか。
そんな川島が2025年4月25日にYouTubeに投稿した1本目の動画では、動画投稿をはじめた理由を、「私のイメージってどう思われてるんだろう」という疑問だったと説明。自身のイメージについて、「よくいわれるのは大人しそうとか、あときつそうとか」「見た目で近づきにくいみたいないわれることが多い」と話すが、今回の動画に写っていた川島はというと、パジャマ姿でのストレッチ中に顎を掻くなど“超”がつくほどの自然体かつゆるゆるなのだ。
夜には自宅に遊びにきた友人と野菜料理4皿に豚肉の炒め物やブルスケッタ、パスタを作り、ワインを片手に両親含め4人で夕食を楽しんだ模様。ちなみにこの日は、昨年12月に結婚を発表した夫の「肩幅さん」は不在。それでも近しい人びととの時間は相当楽しかったようで、「何本ワイン空いたんだろう。いやぁ、飲みすぎましたね」と、お酒好きな一面をのぞかせている。最後のおまけシーンでは、ワインを飲み過ぎ、テーブルで突っ伏した川島の姿も。これまでのイメージとかけ離れた川島の新たな一面に、視聴者も興味津々だったようだ。
芸能人は出演する番組や作品、ネタによってイメージがついてくるわけだが、 YouTubeではこれまでも、多数の芸能人が新たなイメージの定着に成功してきた。お笑いコンビ・レインボーの池田直人は、個人チャンネル「レインボー池田直人の美しちゃんねる」で美容について発信。2024年9月30日に投稿したナイトルーティーン動画では、人気の美容液とフェイスマスクを使ったスキンケアの様子や複数のサプリメントを摂取する様子のほか、ネット通販で購入したコスメや高額ドライヤー、試したリップバームが数種類登場。美容男子のイメージを印象付けるコンテンツになっている。
今でこそゲーム好きとして知られる本田翼もまた、YouTubeを通した発信でイメージを激変させたうちのひとりだ。2018年9月22日に自身のチャンネル「ほんだのばいく」に投稿した動画で本田は、人気ホラーゲーム『Dead by Daylight』をプレイ。ゲームの腕前はもちろん、実況慣れした様子に多くの視聴者が度肝を抜かれ、再生数はみるみる上昇。現時点での再生回数は556万回を突破しており、本田のゲーム好きを世間に知らしめた、代表的なコンテンツのひとつとして数えられている(5月2日時点)。
普段は企画されたコンテンツに出演する機会が多い芸能人。そんな芸能人たちもYouTubeでは比較的自由に発信できるケースが多く、池田や本田の事例をみると、YouTubeは視聴者に好きなことや強みを届け、新たなイメージを定着させるツールとして重宝されているように感じられる。今回YouTubeでの情報発信をはじめた川島は、これまでの「きつそう」「近づきがたい」といったイメージの払拭を目的のひとつとし、普段の「本当にゆるゆる、ダラダラな自分を知ってもらいたい」という思いがあったと述べているが、そういったイメージ転換もYouTubeであれば可能なはずだ。川島がどのような動画でイメージ転換を狙うのか、今後に注目したい。