サイコパスかつ、肝の座り具合が圧巻…思わず目を伏せたくなる『死ぬほど愛して』6話

『死ぬほど愛して』6話

 その続きとなる6話では、「女性記者殺人事件」で殺された記者の南沢夕陽(久間田琳加)と真人のつながりが明らかに。結婚後に突然死した叔母の夫・真人を不審に思い、単独取材をしていたところ死亡したのであった。この死亡の経緯が、目を伏せたくなるほどに残虐である。

 深夜3時に「岩手の病院以来かな?」と部屋に入り、スタンガンで南沢を失神させる。その間に取材データを消すのだが、その途中で目を覚ます南沢。それに気づき、電源コードで絞殺するのであった。そのなんの躊躇いもなく、人を殺めるさまはサイコパスでしかない。しかも、それを妻・澪(瀧本美織)とディナーをしている最中に思い出すのだから、どういう思考回路なんだ、と思ってしまった。

 そんなディナーの帰り道、ちょっとした事件が起こる。真人が企業のために出資させた、年上女性・真澄(筒井真理子)から教えていないはずの電話番号に電話がかかってくるのだ。これには真人「ごめん、仕事の電話。めんどくさい相手で、話長くなりそうだから、先に帰っててもらえる?」と澪に告げ、面と向かって対峙することになったのだ。

 そして、真澄は「少し付き合ってもらえる?」と言い、家に連れていく。そこで真人は銃口を向けられ、男たちに囲まれるのだが、焦ったような表情を全くを持ってしない。それどころか「舐めて」と差し出された足を噛み、自らの肩を外して縄から逃れられる。ここまで来たら、次の殺しのターゲットは真澄かと思いきや、真人は殺さない。そして、泣きつく真澄に「そんなものは愛じゃない。だから、殺してあげない」と告げ、その場を去るのであった。

 一方、その頃、澪は石黒颯馬(細田善彦)から「職業倫理には反します。でも、僕は1人の人間として、あなたを見殺しにはできない」と言われ、真人の過去について告白されていた。しかし、澪はこれを聞いて、石黒の頬を叩く。「石黒さん、真人のことアイツとか言わないで。2度と話しかけないでください」と。あくまでも真人を信じる心を優先したのであった。

 そして、同話のラストには予定通り、旅行へと向かう2人。果たして、澪の命はどうなってしまうのか。

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