「かがみ」パフォーマンスで涙、恋バナ暴露で爆笑! FRUITS ZIPPERが青春に寄り添った“最強サプライズ”回『FRUITS ZIPPERの超めでたいさぷらいずTV』#5

4月12日放送の#5では、40人限定の貴重すぎるライブパフォーマンスが披露された。いよいよ訪れたダンス部の送別会。FRUITS ZIPPERの登場に、会場は歓喜に湧き、彼女たちは「はるやま褒められスーツ」WebCMのCMソングにも起用されている新曲「かがみ」をキュートにパフォーマンス。ダンス部員は歓喜のあまり、涙を浮かべながら笑顔でステージに手を振る。憧れのアイドルを前にして言葉を失う卒業生たちの表情が、これまでの努力と未来への期待を余すところなく物語っている。
さらに、FRUITS ZIPPERのメンバーが自らの部活体験を明かす場面では、鎮西寿々歌、早瀬ノエル、真中まなによる、実は自分たちもかつてダンス部に所属していたというエピソードが語られる。これに対し、バドミントン部の櫻井優衣と吹奏楽部の松本かれんには、ファンならぬ黄色い声援が飛び交い、彼女たちならではの親しみやすいトークで送別会を一層盛り上げた。
ここからは、FRUITS ZIPPERとダンス部員が繰り広げる企画コーナー「本音でトータライザー!」である。卒業という節目が、普段はなかなか口に出せない本音を解き放つ絶好のタイミングとなった。まず「部活を辞めたいと思ったことがある」というテーマでは、4人がボタンを押し、その中の男子生徒が、同じ部員の男子に対して「辞めようか」と相談していた事実を明かす。これには顧問の先生も思わず目を見開き、驚きを隠せなかった。次いで「先生にもの申したいことがある」では、女子生徒がこれまでの行いを謝罪するという、普段では考えられない展開が実現され、先生もまた感極まる場面に出くわす。FRUITS ZIPPERのメンバーは、そんな生徒たちの告白に笑いながらも真剣に耳を傾け、まるで自分たちの青春の日々を共有するかのように、距離をぐっと縮めていく。真中は「こっちまでウルウルしちゃって」と語り、生徒たちの本音に心を強く動かされた様子であった。
ここまでは感動的な空気が流れていたが、「先生の秘密を知っている」では、一人の女子生徒が「実は、先生が男性とデートしているのを見たことがある」と衝撃の告白をする。まさかの“恋バナ暴露”に、会場は一瞬静まり返るも、次の瞬間、どっと笑いが起こる。本人である先生は顔を赤らめながらも、むしろまんざらではない様子で、その告白が場の空気を和ませる。最後の「先生のことが大好きだ!」というお題では、トータライザーのボタンが一斉に押され、全員が「大好き」と回答。これには先生も目頭を押さえ、生徒たちからの温かな拍手が自然と巻き起こる。この多幸感こそFRUITS ZIPPERそのものである。そして、FRUITS ZIPPERは「超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな~」を披露し、生徒たちに笑顔と涙、そして未来へのエールを贈った。
ほろ苦い告白から心あたたまる謝罪、そして恋のスクープ(?)まで飛び出した「本音でトータライザー!」。それぞれの思いが交錯する中、確かなのは“青春”の輝きがそこにあったという事実である。FRUITS ZIPPERが見せたその存在感は、ただ華やかなパフォーマンスを披露するだけでなく、人の心にそっと寄り添い、未来へ向かう希望を与えてくれることを証明していた。
別れの切なさと、新たなスタートへの期待が入り混じるこの季節に、FRUITS ZIPPERが届けたのは、笑顔と涙、そして未来へ向けた温かなエールである。青春のど真ん中に咲いた、ほんの少しのサプライズ。その記憶は、きっとこの先も生徒たちの心にそっと寄り添い、彼らの歩む道を明るく照らし続けることだろう。これからも彼女たちが、誰かの青春に寄り添い、未来への希望を生み出す存在であり続けることを、筆者は心から願ってやまない。
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