調理家電のブレンダー&圧力鍋を使った簡単・美味しい「デトックス料理」で春の癒やしメニューを作成

 ようやく桜も芽吹いてきた春だが、まだまだ三寒四温で身体にも負担がかかりがち。そんな気温差・気圧差の疲労を食事でリセットしませんか?というテーマで家電調理メーカーのシロカがメディア向けイベントを行ったので参加してみた。

旬の春野菜を家電を活用し手軽に栄養摂取

 参加してきたのはシロカの『おうちシェフBLENDER』を使った“デトックス・スープバー”イベント。同イベントだけの限定メニューや栄養管理おすすめ春メニューなど、11種類のスープと料理の試食会だった。

 『おうちシェフBLENDER』は800Wのヒーターを内蔵したブレンダーで、食材を砕きながら加熱ができるので、食材を入れてスイッチを押すだけでスープや豆乳などが簡単に作ることができる。氷や凍らせた果物も砕けるため、でスムージーのほか、ヨーグルトや甘酒といった発酵食品も作ることができる。

シロカの『おうちシェフBLENDER』

 今回、同ブレンダーで作ったデトックスメニューは9種類。それらにプラスして、電気圧力鍋『おうちシェフPRO L』で調理した2品が振る舞われた。

写真上段左から、①「新玉ねぎの山椒風味の豆乳ポタージュ」、②「菜の花とベーコンのポタージュ」、③「春セロリとマスカルポーネのポタージュ」、④「パプリカとひよこ豆のポタージュ」。2段目左から⑤「春にんじんとレモンのクリームポタージュ」、⑥「くるみぜんざい」、⑦「薬膳ホットスムージー〜五黒ミックス〜」、⑧「苺の豆乳スムージー」。写真最下段右が⑨「ホタテとうるいの薬膳粥」

 残り2つは電気圧力鍋『おうちシェフPRO L』にて調理。⑩「ラムチョップの新玉ねぎとバルサミコソース」、⑪「アサリのロワイヤル(洋風茶碗蒸し)〜スナップエンドウのムース添え〜」。

 ①の新玉ねぎの山椒風味の豆乳ポタージュは、新玉ねぎと豆乳をブレンダーに入れてオートメニュー「豆乳4 もっと」を選んでスイッチを押すだけ。仕上げに山椒とディルをトッピング。玉ねぎには抗酸化作用を持つケルセチンが含まれている。

 ②の菜の花とベーコンのポタージュも材料を入れてオートメニュー「スープ5 もっと」を選んでスイッチを押すだけ。仕上げに生クリームを追加して撹拌し、菜の花のつぼみ部分を塩茹でしてトッピング。菜の花に含まれるグルタチオンは有害物質の無毒化や抗酸化作用を持っている。

左が新玉ねぎの山椒風味の豆乳ポタージュ、右が菜の花とベーコンのポタージュ

 ③の春セロリとマスカルポーネのポタージュも同様。春セロリの繊維を丸ごとポタージュにしており、セロリに含まれるカリウムも摂取できる。

 ④のパプリカとひよこ豆のポタージュも同様。仕上げにオリーブオイル、チリパウダー、イタリアンパセリをトッピング。パプリカはビタミンC、βカロチン、ビタミンEを多く含み、中でも赤パプリカの色素であるカプサンチンは抗酸化作用を持つ。アンチエイジングに。

左がパプリカとひよこ豆のポタージュ、右が春セロリとマスカルポーネのポタージュ。食材を入れてスイッチを押すだけで温かいポタージュが作れる

 ⑤の春にんじんとレモンのクリームポタージュは冷製メニュー。こちらも材料をまぜるだけの簡単レシピだ。仕上げにレモン、生クリームを追加し、アーモンドとレモンの皮をトッピングして甘酸っぱさをプラス。にんじんは皮ごと使うことでβカロチンをより多く摂取できるようにした。オリーブオイルを加えることでβカロチンを効率よく吸収し、免疫力アップ。

 ここまでのレシピの調理時間は約30分。材料を入れて放ったらかしなので、朝、出勤の支度をしている間に作ることもできるだろう。

体にやさしい薬膳料理も便利家電を使うと意外に簡単に

 ⑥のくるみぜんざいは、くるみとごはん、砂糖、水を入れてオートメニュー「ホットスムージー3」で調理。調理時間は12分と短い。仕上げにくるみとクコの実をトッピング。くるみはビタミンEやポリフェノールなど抗酸化作用のある物質を多く含み、活性酸素を抑える働きが期待できる。

左が春にんじんとレモンのクリームポタージュ、右がくるみぜんざい

 ⑦の薬膳ホットスムージー〜五黒ミックス〜は、乾燥黒豆と黒米、いりごま、黒キクラゲ、ごはん、水を入れて「薬膳8 ふつう」を選んでスイッチオン。下準備として、黒豆をトースターで5分ほど煎る手間があるが、その分、香ばしさを味わえる楽しさがある。東洋医学で黒い食品は体を温めてくれると言われており、基礎体温をアップして免疫力の向上を目指そう。

薬膳ホットスムージー〜五黒ミックス。真っ黒だが黒豆の甘みで苦みはない。体に良さそう

 ⑧の苺の豆乳スムージーは冷製メニュー。事前に冷凍しておいた苺と豆乳をオートメニュー「フローズンスムージー1 もっと」で調理。調理時間は4分とかなりお手軽だ。豆乳の良質なタンパク質とイソフラボン、苺のビタミンCとポリフェノール、葉酸など、豊富な栄養素を手軽に摂取できるし、豆乳が苦手な人も苺の甘さがカバーして飲みやすくなる。

苺の豆乳スムージー。苺好きにはたまらない美味しさ

      
 ⑨のホタテとうるいの薬膳粥は朝食にぴったりのレシピ。1時間ほど浸した米に、水、ホタテ缶、レンコン、長ネギ、生姜、鶏ガラスープを入れて「薬膳8 もっと」コースで調理。調理時間は40分。仕上げにうるいとクコの実をトッピング。薬膳料理と聞くと味気なかったり、薬っぽいイメージがあったりするが、このレシピはほんのり味がついていて食べやすく、お腹にやさしい。ホタテとうるいの薬膳粥は、ビタミンCと食物繊維が豊富なうるいがアクセントになっている。

電気圧力鍋を使うと料理のバリエーションも広がる

 次の2つは電気圧力鍋『おうちシェフPRO L』で作ったデトックス料理だ。本機は4〜6人用の大容量で、圧力調理から無水調理、低温調理、発酵、蒸し調理、炊飯など多彩な調理ができるのが特徴。また、大容量なので丸鶏や鯛1匹を使った鯛めしなども作ることができる。

右が『おうちシェフPRO L』、中央が1〜3人用の『おうちシェフPRO』、左は1〜3人用のシンプルモデル『おうちシェフ』

 ⑩のラムチョップの新玉ねぎとバルサミコソースは、圧力値70kPaで15分間調理。圧力値を変更できるので、水分の多い新玉ねぎも溶け切らずに形を残し、その旨味を楽しめる。玉ねぎはケルセチンによる抗酸化作用、羊肉に含まれるカルニチンは脂肪燃焼を助け、代謝を高める効果が期待できる。

ここでガッツリお肉。圧力料理でしつこさが抜け、さっぱりとした味わい

 ⑪のアサリのロワイヤル(洋風茶碗蒸し)〜スナップエンドウのムース添え〜は、茶わん蒸しレシピをアレンジしたもので、アサリの出汁と牛乳・生クリームで濃厚に仕上げた。アサリに含まれるタウリンは体内の老廃物を排出する効果があると言われており、また、豊富な鉄分とビタミン812により代謝の向上が期待できる。スナップエンドウは食物繊維が豊富。㉂のラムチョップと合わせてデトックスが期待できる。

アサリのロワイヤル(洋風茶碗蒸し)〜スナップエンドウのムース添え〜はまさにデトックスメニュー

 健康調理や薬膳、デトックスという言葉を聞くと、味気がなかったり、逆に独特の味・ニオイがある、特殊な食材を使い作るのも面倒といったイメージがあるが、今回振る舞われたレシピは全て一般的なスーパーマーケットで入手できる食材をメインとしており、基本的に食材を入れてスイッチを押すだけと簡単。味もクセがなく、一気に飲み干せるくらいだ。

 これから気温が上がって薄着となり、体のラインが目立つようになってくる。冬の間に溜め込んだ贅肉をなんとかしたいと思っている人は多いだろう。運動するのが第一だが、それには体調を整える必要がある。まずは、食事面を見直すことから始めよう。

■商品情報
製品名: ヒーター機能付きブレンダー「おうちシェフ BLENDER」
直販価格: 17,820円(税込)
サイズ: 約18cm(W)× 15cm(D)× 36cm(H)
定格容量: 800ml
重量: 約2.5kg
電源: AC 100V 50/60Hz
消費電力: ヒーター800W/モーター260W
品番: SM-S151

製品名: 電気圧力鍋「おうちシェフ PRO L」
直販価格: 27,800円(税込)
サイズ: 約27.5cm(W)× 34.5cm(D)× 28.7cm(H)
容量: 調理容量3.5L/満水容量5L
使用最高圧力: 100kPaゲージ圧
重量: 約5.8kg
電源: AC 100V 50/60Hz
消費電力: 1200W
品番: SP-5D151/SP-5D152

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