現役女性アナウンサーが“鼻キス”「チュー以外だったらいいよ」『ラブパワーキングダム』5話

けいいち、次なる作戦は“める固め” あまりに“昭和”な恋愛スタイルに一部から嘆きの声も
翌5日目に用意されたイベントは、“グループパーティ”。今回は全員参加制で、2組に別れてカッパドキアの絶景を堪能するというものだ。グループ分けは、暫定キングとクイーンから順に、指名された者が次のメンバーを数珠繋ぎに選ぶというもので、結果は次の通りとなった。クイーン組の方がやや“色モノ集団”っぽくなっているのはご愛嬌か(※矢印の向きは指名順)。
⚫︎キング組
ゆうじ(山城裕司)→ あやか(中野綾香)→ いっせい(森長一誠)→ みほ(宮崎美穂)→ ひろやす(森山弘康)→ みさき
⚫︎クイーン組
あかね → あり → める → けいいち(長谷川惠一)→ アオイ(AOI)→ ひろき
あわせて、次なる3rdモテVOTEの詳細も明らかに。今回は男女2名ずつ、合計4名が一気に脱落。現状12名のうち、ほぼ半数に減らされる熾烈さ。まさに今回の旅の山場だ。この詳細こそ、前述のグループ分けが終わった後に発表されたため、もしかするとこの情報の有無で先ほどのドラフトメンバーも変わっていたかも? 最初に教えてくれないあたり、ゲーム運営側が憎いと思えてしまう。
さて、ここからのグループパーティで注目したいのは、クイーン組に選ばれ、トルコ定番の気球に乗り幻想的なサンライズ体験を楽しんだ、けいいち×める。けいいちは、本人曰く「寮」から初日ぶりの“出所”となったが、前日に披露した「みんなの2番作戦」に続き、新たな策を考案したようだ。
それは「今日の作戦は“める固め”」。前日の夜、めると2ショットをした、けいいち。2日目のマッサージ2ショットもあり、彼女は「心の心は、けいいちくんがいちばんだったんじゃないかな」と聞こえのよい言葉を並べるが、けいいちによる件の“みんなの2番作戦”も然りで、いっせいがみほに掛けた言葉を借りれば、けいいちとめるは両者違わず「人狼(=ウソつき)」でしかない。
その後、けいいちがめるに求めたハグはもはや挨拶代わりの軽さで、ひろき×あやかが登場した際、ビックリしたどさくさに紛れ、めるの頬にキスをしたのも、あまりに昭和の恋愛スタイルすぎる(ちなみに、けいいちは昭和60年生まれ)。最も笑えたのは、めるがこのとき、脳内で「けいいちくん、本気出してきたな」と冷静に思っていたことなのだが。
そんな経緯を踏まえて、けいいちが考えた“める固め”である。本人としては、件の“みんなの2番”をスローガンに掲げながら、同時に「ほかの男性が“める”って言ったら、ちょっとぶん殴りますね」と、またしても古すぎる言い回しを使ってしまうほど、彼女に入れ込む矛盾ぶり。今日もまたけいいちの迷走が止まらない。寮を飛び出し、彼はどこに向かってしまうのか。ところで“める固め”って、柔道の技名みたいで妙に口に出してみたくなってしまう。
あり、あかねと思い出の“鼻キス”再演 “あざと女王”の牙城がついに崩壊か?
けいいち×めると同じく、クイーン組に選ばれたあり×あかねの動きについても、最後に少しだけ触れておきたい。全員でのランチ後、ありの提案から、ふたりは初日のクルーズでもした“鼻キス”を再演。引き続き、ありの“輩スタイル”が若干鼻につくのだが、あれ? あかねが妙に、うっとりとした表情を浮かべているような……。それに初日と比べて、お互いに距離感がわかってきて、妙に本物のキスっぽく見えてくるような……。
しかも、あかねはありに対して「落ちない(脱落しない)ように、チャラい行動していいよ」「チュー以外だったらいいよ」と、まさかの束縛を掛けてきた。束縛=相手への期待である。もしや、あかねの牙城を崩すには、ありのこうしたアプローチが正解なのか? 当初から謳われてきた、彼の“沼系男子”の看板が、ついに本当の意味を教えてくれるのかもしれない。日本で磨いた“あざと女王”の称号も、遥か遠く、トルコの地に埋葬かーー。
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