2人の男子に揺れ動く女子メンバーが選んだのは…?『今日好き 卒業編2025 in シンガポール』5話

そうま、告白まで秒読みの2ショット「メガンちゃんに出会う旅だったのかも」
運命の告白まで、残り2話。旅の3日目を迎えて、そうま(阿部創馬)×メガン(夏川メガン)はアラビアな雰囲気漂う街なかで香水探しに。前回の4話で水族館を訪れた際、視聴者にカップル成立間違いなしと思わせてくれたふたりが、改めてお互いの気持ちを確認する時間を過ごした。
会話をしていてとても楽しい。そして、ほかの男子/女子に気持ちが向く可能性はもう、ない。このふたつの意見が一致すると、そうまは自身が参加した『今日好き』を振り返って「4回目で、メガンちゃんに出会う旅だったのかもしれない」と、なんともロマンチックな言葉を聞かせてくれる。それに対して、メガンは「なにそれー、うれしい!」と返したが、よい意味での軽快さが彼女の人柄を表しているし、そんな部分がそうまを惚れ込ませたのだろう。
この後、そうまはふと「風が涼しい」と口にするのだが、そう気づいてしまうのは自身の体内が逆に熱くなっているから。この2ショット序盤には、感情を表に出すのが苦手だとも語っていたが、お顔が真っ赤なあたり、しっかりと表には出ている。本当にメガンのことが大好きなのだろう。もはや、気持ちの確認なんて必要がないくらいに。
ちなみに、そうまは付き合ってからのLINEの返信は「テキトー」だという。文末に“笑”などを付けないらしい。それを「いやだ」と、かわいくバッサリ切れるメガン。今回の旅は全員が高校3年生ということで、同い年だからこそ気軽に接せるのも大きかったのかもしれない。とにかく、メガンの口癖である関西弁での「それなー」を、これからずっと聞けるなんて、そうまが羨ましくて仕方がない。少し気持ちが先走るが、ふたりの未来に、幸あれ。
その、気持ちが大きいのはいっさ? それともれおの方?「話してるとドキドキする感じ」
話は変わり、今週のオンエアで中心人物となったのが、その(平松想乃)。そうま×メガンと同じグループ行動で、彼女が2ショットの相手に選んだのは、ここ数日で特別なデートを重ねたいっさ(松本一彩)ではなく、れお(山﨑礼央)の方だった。
まさに万感の想い。れおは、いっさが羨ましかったと前置きをして「マジで、会いたかった。そのさんに」と、彼女の方から誘いがあったことで胸に込み上げるものがあるという。一方のそのも、前述したいっさとの2ショットの最中、離れ離れとなったれおが気になり、その存在が頭から離れなかったとのこと。過去の『今日好き』の傾向として、たとえグループ行動で別々の時間を過ごしたとしても、そこで相手の存在の大きさに気づく=カップル成立の大きなきっかけとなる、という方程式が成り立ったケースも多い。なによりそのは、れおと「話してるとドキドキする感じが、すごくあるなぁ」と、もはや答えを言っていた。
まさに急展開。れおは改めて「オレはそのさんが好きやから」と、明日の告白を約束したが、そのがここから彼に“追う恋”の姿勢を見せ始めたら、ゲームセットだろう。加えて、お互いに会話のなかで、いわゆる“キメの言葉”で必ず、相手の顔を見つめるところがお揃いな点にも気づいた(本来的な意味とは異なるが、無意識での“表情管理”と呼べば伝わるだろうか)。これはまさか、れおがいっさを上回る……?
とはいえ、この日が旅の最後の夜。いっさももちろん、そのとの2ショットの時間を作る。ここでは“長所ゲーム”として、そのの優しくて目がおおきいところを褒め、逆に自身の気遣い上手なところを褒められ「ジェントルマンやな」と冗談なども飛ばしたのだが、彼女の表情がやや硬い。それもそのはず、この後に「3日目までガチ友だちやった」「その感じがまだ残ってる」「ここから恋愛っていうふうに、どう持っていったらいいか、あんまりわからなくて」という、悲しすぎる言葉を伝えなければならなかったのだから。
いっさが2日目から、そのを“友だちではない”感情で見ていると伝えたあの言葉。残念ながら、彼女の心の奥までは届いていなかったようだ。前述の通り、特別な半日デートを重ね、れおと非にならないほど一緒の時間を過ごしてきた。だが今回、大切なのは“時間の長さ”ではなかった。さらに、れおは自身に対する“一途さ”の面でも、不安にさせてこない存在とのこと。これを伝えられて、いっさがすぐに諦めるわけでもないが、思い出の多さ=恋心の大きさでないとなると、彼女と高校生のうちに結ばれるのはやはり難しそうである。
























