2024年12月20日、格闘家の朝倉海が自身のYouTubeチャンネルを更新。水抜きの様子を公開した。

　水抜きとは、格闘家が自身の出場する階級に合わせるための減量方法の一つ。

　米ラスベガスで開催された『UFC310』のメインイベントにて、朝倉は「UFC」世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャに挑んだ。結果は朝倉が一本負けを喫している。

　12月5日の減量前体重は「61.8キロ」だと明かし、そこから56.69キロまで落とすのが今回の目標だ。マイナス約5.1キロを目指し「きつい戦いになると思いますけど、頑張ります」と意気込みを見せた。まずは半身浴を行い、ベッドに移る。アルミシートを体に巻きさらに汗をかいていくようだ。

　「メンタル勝負だ」「思考を停止」と精神を集中している様子。途中ブルーベリーを食べて栄養補給をし、1セット目が終了した。体重は60.2キロまで落ち、ふたたび2セット目の半身浴へ。冷たいタオルを首に巻き、「めっちゃ気持ちいい」「超楽になる」「こんだけサポートしてもらうと超楽だね」と語った。

　見た目もかなり痩せてきて、さらにアルミシートで15分汗をかいていく。2セット目が終わり、59キロとなった。そして3セット目。朝倉はスタッフたちも驚くほど精神が強いようで、「俺のメンタルはめちゃ強い」と笑顔を見せた。58.5キロになり、減量は翌日へ持ち越し。朝2セットをこなし、56.7キロジャストでクリアした。

　今回の動画に対して、視聴者からは「格闘家すごすぎる」「メンタルがエグイ」といった声が寄せられた。