ヒカル、日本一バズった元上智大生にダメ出し「中途半端な歌舞伎町魂が邪魔してる」 『HASHTAG HOUSE』3話
ジョージ、 “お金配り”に毅然として反論 300円で動く人間は「しょうもなくない?」
この話をハッシュタグハウスに持ち帰った杉本&かとゆり。最初こそ、ロイを中心に“誰かが脱落するよりはマシ”という論調で意見がまとまりそうだったのだが、やはりこの男は揺るがない。そう、ジョージである。「俺は好きじゃないね、めちゃくちゃ嫌いだね」と切り出し、300円ぽっちで動くような人間たちをフォロワーに迎え入れるのは、アカウントとして良質ではないと反論する。「しょうもなくない?」という指摘が至極、真っ当だ。
その後も、こうしたやり口は「フェイクだから」と語り、お金配りに頼るならば、自身がチームを抜けるとまで表明。かとゆりも「それもわかる」と苦笑いで返したが、彼女は本当に大人。ビジネスとしては正解の選択肢だが、エンタメとしてはそうではないと踏みとどまり、当初通りの方針でアカウント運用を続けることとなった。
が、どんなにバズった動画を作っても、フォローに繋がらない。1話のダイジェスト記事にて、筆者は今回のミッションで大切なのはコンテンツの“量か質か”問題に触れたが、現時点でわかり得たことは、間違いなく今回の正解は“質”の方だった。ジョージ曰く、コンテンツにストーリー性や、メンバー個人のSNSアカウントで観られない特別性がないとのこと。ただ踊っているだけの動画を観たいのなら別に、共用アカウントをフォローしなくてよい。至極、真っ当だ。
とはいえ、残り2日間ではもはや“足掻き”しかできない。6日目に入り、今回与えられた3つのSNSのなかで唯一、“おすすめ欄”の存在から新規流入、ならびにバズの即効性が見込めるTikTokのみに注力し、1日で投稿した動画はなんと32本。ジョージもしぶしぶながらダンス動画に参加していたが、やはりストーリー性のない動画制作に不満げである。
結果、6日目終了時点で集められたフォロワーは、41,192人。4日目終了時点から数えると、2日間で13,638人の増加である。が、あと1日で58,808人。さすがに、無理ゲーすぎるのでは?
皮肉なことに、ヒカルが指摘していた“視聴者が本当に観たがっている、意見がぶつかり合うヒリヒリした構図そのままの絵面になっているのだが、それはあくまで番組を視聴する現時点でのリアルタイムな話。撮影当時に仲間割れをしたところで、その模様をTikTokなどで発信しない限り、10万人のフォロワー像にはなにも寄与しない。無益な諍いである。
もはや、こうしたシリアスな空気すべて、ヒカルが書いたシナリオで、すべてを終えたとき、視聴者に向けて“ドッキリでした〜!”とネタバラシしてほしいものだが、きっとそうではないのだろう。しかも、メンバー仲を掻き乱したのが令和の虎ペアという、予想外の人物だったのもまた皮肉なものである。さらにこの悪い空気を次週、ジョージが一層に強めてくるようだが……。
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