『今日好き 冬休み編2024』3話ーー人気女子メンバーによるボディタッチ 「する?」腕相撲の提案にも赤面

『今日好き 冬休み編2024』3話

遠回りこそ、恋の近道ーーたくや×はるなの“さん”付けが“ちゃん”に変わった瞬間から考察

 そんなたくやは、この日の午後のグループ行動でもはるなと一緒に。恋の舞台は、台湾北部最大級の水族館。が、ダンジョンのような水族館の建物構造もあってか、普段の2ショットと同じように、なかなかふたりきりでその場を抜け出すことができず。いざ2ショットをしようとはるなを誘えど、その場にいた残りメンバー全員がぞろぞろと後を付いてくるし、途中には魚を観察するたくや×はるなと、ふたりを後から観察するメンバー、といったカオスな構図さえ確認されてしまったくらいだ。

 また違った場面でも、2ショットに別のひとりが乱入し、その結果として再び全員が団子状態になったことも。筆者としても『今日好き』なのだから胸がキュンとする2ショットの紹介をしたいのだが、水族館がそれを許してくれない。とても口惜しい。本当に。

 ダンジョンを抜け出して、ようやくふたりきりに。ここからの展開がものすごかった。そもそも『今日好き』では珍しく、私服で“眼鏡男子”になっている現在のたくや。レンズ越しに視線が重なるのではなく、レンズが瞳の少し下にくるよう緩めに掛けた眼鏡姿で、上目遣いをしてくるのは、俗っぽい言い方で表現すれば“メロさ”そのもの。しかも「もっと知りたくて、はるなさんのことが」と、どこで学んだのか教えてほしい倒置法を駆使していたり、自身の心境について「いまは、ふふっ、はるなさんが上にきてる」と微笑みを交えてきたり。もう本当、どうにかしてほしい。

 大切なのはこの先。はるなからこんな提案が。「名前さ、“さん”じゃなくてもいいんだよ」。それに対するたくやの回答は「じゃあ、ハルナチャン、ヨロシクオネガイシマス」。こうしたやりとりは、敬語からタメ語に変わる場面でありがちだが、“さん”から“ちゃん”付けとなるのは『今日好き』ではなかなか見ないもの。この少しずつ距離を詰めていく感じ、筆者は好きである。

 それでいて、敬称が変わるだけでこんなにも関係性がぐっと近づいたように感じられるものだろうか。いわば、遠回りこそ、恋の近道。最初は少しくらい距離感が遠い方がよいのかもしれない。なぜなら、“さん”から“ちゃん”に変わるなんて、ベタだけどもあまりに胸キュン青春要素が高すぎる、最高の恋愛要素でしかないのだから。

 今シーズンの主役は、くめはる(久米陽斗)か、みづき(秋山みづき)か。あるいは、はるな? それとも、たくや? ーーいや、全員主役。『冬休み編2024』はここから、“全員主役”のスタンスでお送りして参ります。

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