日本HPのAI搭載PCはクリエイティブに使える新モデル。折り畳める『HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC』は可能性の塊だ
今後、AI機能はどんな場面に求められるのか?
世界的に個人でのAIの利用率が高まるなか、続々と登場するAI PC。ChatGPT等の外部サービスへアクセスする必要なく、オフライン上でチャットをはじめとするAIの機能を使える。AIの動作に最適なプロセッサユニットであるNPUを搭載したことで、マシンパワーやバッテリーの問題も解決。オンライン利用での懸念点となるセキュリティの問題や通信環境によってパフォーマンスを左右されることもない。
セキュリティといえば『HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC』では、これまで法人向けPCのみに提供していた「HP Wolf Security」を個人向けに初めて提供。AI PC時代におけるセキュリティの重要性を強く意識していることがうかがえる。
HPはかねてより、「PCは“パーソナルコンピューター”から“パーソナルコンパニオン”へ」というコンセプトを打ち出してきた。それを象徴するのが、独自のAIアプリケーション「HP AI Companion」だ。
「HP AI Companion」ではチャット機能である「検出」、個人ファイルを利用してカスタムAIライブラリを構築し分析等に活用できる「分析」、PCの状態をモニタリングしながらAIとともにトラブルシューティングができる「Perform」の3つの機能が備わっている。ユーザーそれぞれに最適化されたパーソナルコンパニオンとして、今後さまざまな用途に使用できそうだ。
AI PCはオンラインコミュニケーションにも強い力を発揮する。900万画素の高精細カメラと、デュアルマイクを搭載しており、映像、音声ともにAIによるノイズリダクションを実装。さらに内蔵アプリの「Poly Camera Pro」では、ユーザー側の光量の調整やぼかし、フィルターといった見栄えの調整から、オートフレーミング機能などにもAIが活用されている。
今後間違いなく主流となる「AIPC」カテゴリーだが、使い方の幅が広いだけにユーザーとしてはまだまだ手探りの状況が続いている印象。ただ、各メーカーも力を入れてそれぞれ個性溢れる製品を投入してきており、ビジネスやホビー、またはクリエイティブシーンなどで「AIPC」の活用用法が確立されれば、一気に普及していきそう。その可能性を大いに秘めている『HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC』は要注目アイテムのひとつだ。
◯参考情報
https://www.hp.com/jp-ja/home.html
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