小学生からSNS投稿→20歳で総フォロワー160万人超 折田涼夏が語る“SNS戦略”

自身初のスタイルブックは“垢抜けの教科書”

ーーここからは、自身初のスタイルブック『なついろ。』について聞かせてください。難しいかもしれませんが、今作を一言で表すならば?

折田:“垢抜けの教科書”です! 私が知るモテメイクも、友だちと遊ぶときのコーデのお手本も、この本を手に取って開けば、もうなんでも載っているはず。ファンのみんなの役に立つ1冊にしたかったし、かつ20歳を迎えた折田涼夏をめいっぱいに見せたかったので、本当に大満足な出来栄えです!

ーー以前よりスタイルブックを制作したいと耳にしていましたが、SNSを中心に活動する一方、なぜフィジカルな書籍に興味を抱いたのでしょうか。

折田:SNS発信をする身で言うのは若干違うのかもしれませんが、ネットで伝えきれないこともたくさんあって。あとは私自身、昔から『Popteen』や『nicola』といった雑誌を見ながらメイクを学んできたので、今度は自分が同じことをしてみたかったんです。ファンのみんなはもちろんのこと、書店でこの本がふと目に入って、そこから私の存在を知ってくださる方もいたらいいなって。

ーーご自身のこだわりが特に反映された部分も聞かせてください。

折田:基本的には、各企画の大枠はスタッフさんに考えていただいたのですが、美容のページにはとにかくこだわりました。特に、スキンケアの部分! 当初は企画に入れる想定がなかったところ、これだけは絶対! と私から強くお願いをして。あと、衣装や撮影ロケーションについても、たくさん希望をお伝えさせていただきましたね。

ーー件のスキンケアページですが、ページ内の要素の並べ方など、たしかに力の入れようを感じられます。

折田:ページ内での写真の並べ方にもアイデアをたくさん出したり、普段は使わないオレンジリップでメイクをしてみたりと、本当に細かい部分までこだわっています! あと私、肌の綺麗さには自信があって(笑)。なので今回は、ファンデーションなどを一切使わず、撮って出しの肌の写真をそのまま載せていただきました。

ーーそのほか、スキンケアルーティン紹介から、折田さんの顔になれるメイクの仕方の徹底解説、さらにはヘアスタイルにヘアケアの話題まで、美容コンテンツにかなりのページ数が充てられています。やはり折田さん自身も、幼少期からメイクやスキンケアが好きだったのですか?

折田:そうですね。小学3年生の頃にはお母さんのコスメを借りていました。小学5年生になると、お小遣いを握りしめてスキンケア用品を大量購入してみたり、動画クリエイターrさんの動画を観ながらメイク研究をしてみたり。

ーー少し角度を変えた質問になりますが、人は誰しも、周囲に期待されるとその通りに動きたくなるものだと思っておりまして。折田さんもまた、ファンの方々から期待や質問を受けるからこそ、メイクやスキンケアがさらに好きになり、知識を深めようとますます勉強をするといった考え方を抱いているのでしょうか。

折田:むしろ、その節がかなり大きい気がします。ファンのみんなからの相談に応えるためにはまず、自分の言葉に説得力をつけなければならない。となると、色々なことを勉強しなきゃいけないと、常々考えています。最終的には、“困ったことがあれば、涼夏ちゃんに相談してみよ!”と頼ってもらえるくらい、みんなにとっての大きな存在になりたいですね。

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