スケルトン具合がたまらない! 『3COINS』のクリアキーボードで平成レトロな可愛さを堪能しよう

 リバイバルブームがしばらく続いている令和の時代。そのなかで”平成レトロ”的な文脈で盛り上がっているのが“スケルトンブーム”だ。ゲーム機や腕時計、イヤホン、MD(ミニディスク)など、平成初期はありとあらゆるアイテムにクリア素材が使用された。そして時代は巡り令和のいま、ふたたびスケルトンブームが再燃している。

 2024年9月現在、『3COINS』では『クリアデバイスシリーズ』を展開している。平成を思い出すようなクリア素材を使用しつつ、最新の機能性を持ち合わせたガジェットが注目を集めている。

 今回はそのなかから『クリアワイヤレスキーボード』と『クリアワイヤレスマウス』を紹介。実際の使用感や、魅力に感じた部分をレビューしていく。

可愛いを手軽にゲットできる

『クリアワイヤレスキーボード』

 まずは『クリアワイヤレスキーボード』から見ていこう。今回購入したのは「クリアピンク」(税込2,200円)だ。カラーはほかに「クリアパープル」(税込2,200円)の2種類を展開している。

 また、今回のY2Kをコンセプトにしたシリーズとは別なのだが、ホワイトを基調にしたクリアワイヤレスキーボード(税込2,200円)、ブラックを基調としたMENSデバイスのクリアワイヤレスキーボード(税込2,200円)も『3COINS』では販売している。

 違いとしては、Y2Kコンセプトのキーボードは乾電池式、ほかのクリアキーボードは充電式であること、ホワイトのクリアワイヤレスキーボードは少し縦幅がありタッチパッドがついていることだ。4つとも同価格なので、あとは色やデザインの好みで選ぶといいだろう。スケルトンでありながら可愛さも兼ね備えたものがいいのであれば、今回のY2Kコンセプトのキーボードがぴったりだ。

 相場に比べるとかなりお手頃なので、購入のハードルも低い。複数購入して、場所や気分に合わせて使い分けるのもいいだろう。手軽にデザインを切り替えながら楽しめるところが魅力的だ。また、初めてキーボードを取り入れる際も手軽に買いやすいので、お試しとしてゲットするにはちょうどいいように感じる。ただ、一般的なMacBookやWindowsに比べて文字配列が独特なので、そこは注意しよう。

 同封されているのは、キーボードと取扱説明書のみ。単4形乾電池2本は別売りで必要となるので、注意してほしい。

 手にとってまず驚いたのは、“薄さ”だ。「軽量・薄型設計」というのもあり、かなり軽くて薄い。カバンのなかの場所も取らないので、気軽に持ち運びができそうだ。移動先で長時間入力作業がある際などに、持っていくのにはぴったりだろう。

 スケルトンの醍醐味である“透け感”も、十分に楽しむことができる。内蔵されている基盤が透けて見え、どこか懐かしくもありかっこよさもある。カラーがピンクとパープルなのでかわいさもあり、いいとこ取りをしたデザインだ。本体だけでも十分可愛いが、底面に光源となるLEDなどを仕込んで、アレンジしても良さそうだ。

 背面に電池ボックスがあり、電源をつけると青いLEDランプが点灯する。「CONNECT」ボタンも同様に背面にあるので、手持ちのパソコンとペアリングする際はそのボタンを押す。ペアリングサーチモードの際は青色が点滅し、電池残量が少なくなると赤色に点滅する。

 この『クリアワイヤレスキーボード』は「パンタグラフ式」となっている。実際の打鍵感は、筆者が普段使用しているMacBookに比べると少し“押している”感じがあるが、かなり軽い。いつもより少しだけ打鍵感を味わうことができるが、基本的に軽いので長時間使用しててもそこまで疲れなかった。

 そしてこれはキーボード全体に言えるメリットだが、キーボードの位置をいつもより手元に持ってこられるため、自然と姿勢がよくなる。筆者はデスクトップPCを持っていないのであればキーボードは不要だと思い込んでいたが、ノートパソコンでもキーボードを使うと姿勢がかなり楽だ。常に持ち歩かなくても、会社や自宅など生活のなかで1番長時間タイピングをする場所に置いておくと、癖づいた猫背も改善しやすいように感じた。

関連記事