UUUM、都内中学校で誹謗中傷の危険性を伝える ネット社会を生きる若者達は何を感じたか

 UUUM株式会社は7月17日、新宿区立落合中学校の全校生徒に対し、『セーフティ教室』の授業の一環として、非行防止や犯罪被害に遭遇しないために『誹謗中傷の防止について』の指導を行った。


 「誰もが安全にエンターテインメントを楽しめる社会作り」を目指す同社には、誹謗中傷からインフルエンサーたちを守るための誹謗中傷対策チームが設置されている。今回はその過程で蓄積されたノウハウを社会に還元する活動の一環として、生徒自身が誹謗中傷の加害者にも被害者にもならないための正しい知識と対処法を身につけられるよう、教育機会を設けたとのこと。

 終演後、今回の講演内容のわかりやすさや、ポイントごとの理解度についてアンケートを実施した結果が下記の通りだった。

実施校:新宿区立落合中学校
学年:全学年
アンケート回答数:220

講演を聞いて生徒が感じたこと(一部抜粋)

⚫️誹謗中傷をすることによって悲しい思いをする人だったり、最悪のケースにまでなってしまう人がいることを初めて知りました。ぼくも誹謗中傷を絶対にしたくないので、今回UUUMさんに説明いただいたのを思い出してSNS気をつけていきたいです。

⚫️共有してもその人は誹謗中傷になってしまうし、誹謗中傷は人の心を傷つけるので絶対にやってはいけないことだと思いました。

⚫️将来ネット上で炎上して誹謗中傷をうけてしまっても、やってくる人はごく数%ということを知っておけば大きな心の傷にはならないかなと思いました。またこれを周りの人にも教えてあげて自殺をしてしまう人が少なくなるといいと思った。でも誹謗中傷したり、されたりしないのが一番だから、セーフティ教室で学んだ5秒ルールを活用しようと思った。

⚫️自分の意見をネットで書き込むことは悪くないと思いました。だけど相手が傷つく内容でなく、お互いがいい気持ちになれるような感想を書いて行けたらいいなと思いました。

⚫️現実よりネットのほうが悪口などを言いやすい。ので、SNSがどんどん便利になってきたけどしっかりと相手の気持ちを考えないと、傷つけたりすることになってしまう。便利だからこそ正しくSNSを使って誹謗中傷をなくしていきたい

<新宿区立落合中学校長 伊藤 裕一氏からのコメント>
 SNS等における誹謗中傷のお話を中心に、「被害者にも加害者にもならないために」を趣旨としてご講演をいただきました。生徒にとって身近で、実際に運営している貴社からの具体的なお話に、生徒の関心も高く積極的に参加している様子がありました。
SNS等、情報化が著しい現代社会において、それをどのように活用し、付き合っていくのか…生徒の生きる力の一助になってくれたと感じています。

<新宿区立落合中学校 生活指導主任 奥野 暢基氏からのコメント>
 本日のご講演で、インターネット・SNSに関わる様々な知識や誹謗中傷の加害者・被害者にならないための具体的な方法について教えていただきました。途中、ペアワーク等も取り入れ、生徒も意欲的に学んでいました。インターネットやSNSは生徒にとって身近なものですが、それらを活用するために私たちが身に付けなければいけない力があります。このセーフティー教室では、インターネット・SNSを活用するための力や考え方を学ぶ良い機会になりました。ありがとうございました。

<新宿区立落合中学校 3年生代表生徒からのコメント>
 本日はお忙しい中、私たちのために誹謗中傷について教えてくださりありがとうございました。誹謗中傷と隣り合わせな会社だからこそのお話や実際に誹謗中傷につながってしまった事例もあり、とても身近なことに感じました。誹謗中傷は悪口を言うことだけをさすのかと思っていましたが、拡散するだけでも誹謗中傷なってしまうのを知って驚きました。なにか意見を言う時・送る時は、匿名だから大丈夫と思わず、相手の立場に立って考え、5秒待ってから送るようにしたいと思います。私自身SNSをよく使うので、被害者にも加害者にもならないために、今日言われたことをSNSを楽しむために使っていきたいと思います。

■関連リンク
UUUM株式会社 コーポレートサイト:https://www.uuum.co.jp/
UUUM クリエイターサイト:https://www.uuum.jp/

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