石橋貴明、1600万円ベンツ旧車に興奮 “人生最後の一台”選びでの出会い「すっげぇ、綺麗」

 とんねるずの石橋貴明が自動車販売店を訪れるYouTube動画を公開し、その中で販売価格1600万円のクラシックカーが登場した。

 2024年8月1日、公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」に公開した動画で石橋は、何も聞かされないまま同チャンネルのディレクター・マッコイ斉藤氏に連れられ、東京の目黒通り沿いへやってきた。この日の気温は35度。炎天下の日中に外ロケを強いられ、石橋は「暑いのよ!」「なにをすんの!?」と不機嫌にぼやく。

 今回の撮影の趣旨は、テレビカメラの前以外であまり大きな買い物をしない石橋に欲しいものを購入してもらうというもの。マッコイ氏によれば、先日雑談の流れで「人生最後にもう一台車を買うとしたらなにがいいか」という話題になり、石橋が「縦目のベンツ」と答えたのだという。縦目のベンツは、1950年代~70年代初頭にかけて販売された縦長のヘッドカバーを装着したモデル。このクラシックカーを求めてこの度、旧車・希少車を取り扱う目黒の自動車販売店「ワナドライブ」へと石橋を案内したのだった。

 ちなみに石橋はかなりの車好き。その愛車遍歴を辿ると、1984年・22歳のときに「BMW 318i」を最初の愛車としたのを皮切りに、1987年・25歳で「「日産 Be-1」、1989年・27歳で「メルセデス・ベンツ 500SEL」&「ポルシェ 911 カレラ(930型)」、1992年・30歳で「メルセデス・ベンツ 300TE」、1994年・32歳で「ポルシェ 911 カレラ(964型)」を購入したという。1995年・33歳の時には「メルセデス・ベンツ G320ゲレンデヴァーゲン」を買ったといい、「ゲレンデ俺、東京で1、2ぐらい早かったですよ」「全然乗ってる人見たことなかった」と豪語する。「僕たちの年代は売れたらドイツ車」。そう語る通り、BMW、メルセデス、ポルシェと、独メーカーの高級車が好みのようだ。

 そんな思い出話をしているうちに、先ほどまで険しい表情だった石橋もすっかり上機嫌になり、気分が上がったところでお目当ての“縦目のベンツ”「1967年 メルセデス・ベンツ 230SL」の前へと誘導された。

 角ばったボディーラインにクリーム色のボディーカラー、存在感のあるロングノーズはレトロな風合いを醸しだし、フロントマスク中央に大きく刻印されたメルセデスの象徴「スリーポインテッドスター」が今も昔も変わらない気品と高級感を漂わす。そしてなにより縦目のヘッドライトが愛くるしい。一目見るなり石橋が「かわいい!」と声を上げるのも無理はない。こういった外装はもとより、赤で統一された内装も非常に状態がよく、石橋は「すっげぇ、綺麗」と惚れ惚れ。さらに、1967年製だと聞かされると、現在62歳の自身の年齢と比べ「俺と6歳しか違わない」と驚いていた。

 販売価格は1600万円。石橋は「欲しいのは山々なんですけど……」と言いつつ、維持費がかかること、都内の駐車場利用料金が割高なことなどを理由に購入を断念していた。なお「貴ちゃんねるず」では次回以降も、石橋が車を買うべくレアカーを物色する動画を公開するという。果たして「人生最後の一台」を男気購入するに至るのか。引き続き、注目していきたい。

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