青汁王子、1億円超のロールスロイスを売却 会社設立で「いらないものをどんどんお金に」
“青汁王子”こと実業家の三崎優太氏が、所有している4台の高級車を手放すと自身のYouTubeで報告した。
三崎氏は5月27日にXでバイクメーカー「三崎未来電子株式会社」を設立したと発表。投稿では「これからHONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIに次ぐ新世代のバイクメーカー、『MISAKI』として世界に羽ばたいてく所存です」と壮大な野望を綴っていた。
大きなことを成し遂げるためには当然、大きな負担が伴う。2024年7月13日、公式YouTubeチャンネルに公開した「お金がないので高級車4台すべて手放すことにしました…」と題した動画で三崎氏は、バイクメーカー設立にあたって「めちゃくちゃ金がかかる」と切り出し、いまが「ゼロになるか大成功するか」の勝負所で、「人生の頑張り時」と位置付けた。
三崎氏は、バイクメーカーが万が一失敗したら「100億~200億単位でいかれる」と危機感を募らせる。そこで、「要らないものをどんどんお金に変えていきたい」と手持ちのキャッシュを増やすべく、5台ある高級車のうちの4台を売り払う決断をしたのだとか。「『カッコいい』ってチヤホヤされて『すごいね』って言われた時代はもう終わったので」と三崎氏。最近バイク事故に遭って負傷したことを引き合いに出し「自分は怪我もしたし、1回の人生だから自分がやりたいことを成し遂げたいという気持ちでやってます」と思いを語った。
こうした車の断捨離について既に行動を起こしているらしく、売りたい車の一つだった「トヨタ アルファード」はオークションサイトにて700万円で売却したという。落札したのは、中古車の販売などを行う会社「株式会社BUDDICA」の代表取締役・中野優作氏。その縁もあって、売却したい他の3台を同社のショールームへ運び、査定の上で販売を代行してもらう運びとなった。
その結果、「Jeep Wrangler Rubicon392」に2100万円、「メルセデス・ベンツ Mercedes-AMG GT R LHDセレナイトグレーマグノ(マット)」に3100万円、「ロールスロイス ファントム Extendedロングタイプ」に1億100万円の値が付いた。三崎氏は「買える人がいればぜひ買ってください」「かなり安いと思うんだよな」とアピール。続けて「欲張っても仕方ないから。大事に乗ってくれる人にね。僕もずっと持ってても使わないから」と踏ん切りがついたような口ぶりで話すも、Jeep Wranglerの背面に搭載されたスペアタイヤを名残惜しそうに撫でていた。
こうして売りに出された三崎氏の高級車。かなりの高額だが、果たして買い手は現れるのだろうか。引き続き、注目していきたい。