朝倉未来「ブレイキングダウンより安全」アイドルオーディションから刺激『Dark Idol』6話

『Dark Idol』6話

 前週より始まったのは、ランキング順に並んだ参加者5人1組によるグループバトル。そのルールはなかなかに過酷で、課題曲であるNiziUの「Take a picture」を制限時間2時間という限られた時間の中で、フリ入れから歌入れ、フォーメーションの調整まで行なわなければならないというものだった。

 また、5組が挑戦するなか、次のステージに進めるのは3組のみ。前回、AチームとBチームの点数をCチームが上回り、下剋上を果たしたことで、AチームとBチームのどちらか、もしくはBチームが脱落しかねないという恐ろしい状況が生み出された。

 今回挑戦したDチームは、元Nizi Projectの参加者で自身の強みを「挫折の数」と話す谷屋杏香がリーダーシップを発揮。未経験者が多いなかで、時間ギリギリまで振り入れをした。そして望んだ本番、横山由依や朝倉未来からは95点以上という高得点をつけられるも、オーディエンス95点、松隈ケンタが89点、周平が64点と厳しい結果に。その理由を松隈は「キャラバランスは非常に良かったものの、ここが浮き足立って、全員が決めなきゃいけないところでバタバタバタっとずれたところも結構あったので」と指摘。周平は「間違えた時に間違えた顔をするとか、気になる様子が多すぎた」と話した。

 続いて挑戦したのは、敗者復活組。敗者復活枠に選ばれたのは、外見コンプレックスを克服した橘ななみ、アナウンサー試験100局以上落ちた岡田えりか、現役のラウンドガール・大鷹りか、3度夢に敗れた元アイドル・長與玲花、メイドからアイドルに挑戦した西島りおの5人。ジャッジの結果、合計得点でBチームを上回り2ndステージを突破。

 この結果に、アイドル経験者でキャバ嬢の星野ティナやダンス講師・小熊あれいが属するBチームは涙。小熊は「ダンサーなのに、ミスしてしまって」と後悔。一条カオリは「悔しいって一言に尽きますし、頭のなかの整理がついていない」と、グラフィックデザイナーの樋渡友美果は「受け入れたくない気持ちもある」と呆然。星野は「人生をかけていたので、これが運命なのかって思うしかない」と、石川侑依は「最後のチャンスだと思って、今回望んでいた」と涙を浮かべた。正直なところ、オーディエンスのなかにもBチーム推しが多かったが故に残念な結果に。今後、このメンバーが復活することはあるのか、注目していきたい。

 そんな2ndステージを受けて朝倉は「アイドルのオーディションを初めてやりましたが、BREAKINGDOWNと比べると安心・安全なオーディションだと思いました。みなさん、人生を本気でかけてきたと思うんですけど、格闘技とは違った刺激を受けました」と総評を残した。

 次回以降は、ハプニングと波乱の予感。果たして、誰がアイドルとしてデビューするのか。まだまだ目が離せない。

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