元経産省の才女に序盤から争いがデッドヒート 『バチェロレッテ・ジャパン』S3・1~4話

『バチェロレッテ・ジャパン』S3・1~4話

「私に合わせず自分らしく」を求めるバチェロレッテの思惑

 しかしエピソード2に残ったからといって、安心はできない。今回は新たに「ホワイトローズ」という特別なバラが追加。これさえ受け取れば、その時点でのローズセレモニーは通過でき、さらにバチェロレッテが望んだタイミングで、男性がプロデュースしたツーショットデートに行くことができるというのだ。

 グループデートが多くなりがちな序盤でこのローズを受け取ることができれば、バチェロレッテとの絆は間違いなく深まるだろう。ホワイトローズがいつもらえるか分からないとなれば、自ずとグループデートも緊張が走る。

 全員参加のビーチバレーでは、12人の男性が「本気の戦い」を見せた。バチェロレッテの目に止まったのは、ヴィオラ奏者・飯野和英さんと、ヒューマンビートボクサー・山本一成さんだ。アーティストという文化的な一面とはギャップのある姿勢を評価された飯野さんと、全員を巻き込もうとするコミュニケーション力を評価された山本さん。

 グループデート中心の現段階では、積極性も評価対象になっているのかもしれない。実際、ホワイトローズを勝ち取ったのは、バチェロレッテからの指名でツーショットトークしていた山本さんから、バチェロレッテを奪い取った元消防士・梅谷悠太郎さんだ。目的のためなら周囲との摩擦も気にしない彼は、バチェロレッテとは180度以上異なる人生を歩んできたように見える。ここまで評価されることに驚いた視聴者も多かったのではないだろうか。

 ツーショットデートに呼ばれたのは、ファーストインプレッションローズを受け取った内科医・坂口隆志さんだけ。サプライズローズは一本も出なかったこともあり、カクテルパーティーは今回も男性たちからのアピールが止まらない展開に。中でも気になったのは、インフルエンサー・加藤眞大さんの「オレを本気にさせて欲しい」と発言と、獣医・小川哲郎さんの手紙朗読だ。

 加藤さんはインタビューでも「自分自身がまだ亜樹さんに本気になれていない」と語り、結局2回目のカクテルパーティーでお別れすることになってしまう。しかし「情熱的すぎてリラックスできない」と評されていた小川さんは、心のこもった手紙を読んでバチェロレッテどころか、ライバルでもあるヴィオラ奏者・飯野さんの涙も誘い、2回目のローズセレモニーを通過したのだ。

 脱落者はインフルエンサー・加藤眞大さんとパーソナルトレーナー・フラー ロバート礼さん、留学アンバサダーの水上卓也さんの3人だ。フラーさんと水上さんはともに「ありのままを引き出せなかった」という理由で脱落し、バチェロレッテが「ありのままで居心地の良さを感じられること」を強く重視していることが伝わった。

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