『今日好き ホアヒン編』2話ーー“青春”の2ショットに「高校生の恋愛の最たるものを観た」

『今日好きホアヒン編』2話

中川大輔もついに『今日好き』参戦!? 「こんなに参加したいと思ったことはない」

 まだ終わらない。いざ、カップにお湯を入れて数分後。各々が選んだ味のカップ麺に“うま〜”とじわり顔を見せ合うのは想定内だったが、布石はこの少し前のシーン。ひなのが選んできた「シーフード」と「トンコツみたいな」味のカップ麺のうち、ふたりともがシーフードを食べたいと希望が重なったシーンからすでに打たれていた。

 提案をしたのは、れんの方から。「食べてみる? マジでうまい」と、自身の選んだシーフード味を勧めると、またしても自然な流れでカップ麺の交換会が。わかるだろうか、『ホアヒン編』現時点最大の“安定ペア”が、さらなる安定を迎えている。というか、この行動はもうカップルそのものじゃない??

 お互いのカップ麺をシェアする光景があまりにかわいらしく、その模様はぜひABEMAでの見逃し配信にて直接ご覧いただきたいのだが、最終的に“何回交換すんねん!?”とツッコミを入れたくなるくらい、普通のカップルでもなかなか見ないだろう回数のカップの交換をしたふたり。(ひなのはもしかすると別かもしれないが)おそらくカップ麺の味以上に、こうした“シェアの感覚”自体をシェアし、青春として味わっていたのだろう。

 食事の時間は多くの場合、その場にいる人の心を開くもの。今回でいえば、食の進みは、恋の進みであり、なにより食べ物のシェアなんて、そこそこ仲を深めた相手同士でないとできないものだとは読者もまた知っているはず。今回の場合はむしろ、こうした行動がお互いの意識をさらに加速させることになると思えた。恋愛見届け人たちが、VTR終わりに総出で拍手をする光景もそう多くはないし、「高校生の恋愛の最たるものを観た感じ」といったコメントも納得である。中川は『今日好き』に対して「こんなに参加したいと思ったことはない」と強く語っていたが、筆者も誇張抜きで、4年前からずっと言い続けています……。

 れん&ひなのには、このままカップル成立してほしい。波風のたたない『今日好き』が、たまにはあってもいいんじゃないか? とすら考えていたが、やはり『今日好き』。そうはいかないらしい。この日の夕食BBQにて、れんが2ショットのために席を立つ。相手に指名したのは、ひなの、ではなく、まさかのみあ(藤田みあ)。現時点で、そうま(阿部創馬)、じゅま(坂本ジェルー寿真)、せな(黒木聖那)、そしてれんまでもーー。男子5名中4名の意識を引っ張りっぱなしの人気女子からは、やはりどうしても目を離してはならないようだ。

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