連載:エンタメとテクノロジーの隙間から(番外編)
20~30代ならではの“スマホの悩み”とは? 編集者たちが語り合う
誰もがスマートフォンを持つようになった世の中。世代や性別など、それぞれの属性が持つ悩みは細分化されているように見えるが、通信やセキュリティなど意外と共通していたりもする。
そんなスマホの悩みについて、今回はリアルサウンドテックで働いている編集スタッフ3名に話を聞くことに。
20~30代社会人、すなわち“デジタルネイティブ世代”が抱えるスマホの悩みと、それを解決する方法とは? KDDIが月額料金548円(税込)で提供している『auスマートパスプレミアム』の「あんしんサービス」が持つ様々なサポートをもとに語り合ってもらった。(リアルサウンドテック編集部)
デジタルネイティブ世代の社会人が抱える“スマホの悩み”とは?
ーーまずは、みなさんの自己紹介をお願いします。
三沢光汰(以下、三沢):リアルサウンドテック編集部では、ガジェットやAI、VTuber、メタバースに関することを中心に担当しています。もともと携帯販売員として働いていたこともあって、iPhoneやApple関連など、スマートフォンのことも担当しています。年齢は、31歳です。
丹治健太(以下、丹治):社会人5年目の27歳で、フリーランスを経てリアルサウンドテック編集部に入りました。主にYouTubeやTikTok、ポッドキャストなど動画・音声クリエイター系の記事を担当しています。
はるまきもえ(以下、はるまき):私は会社員を5年やったあとに、同じくフリーランスのライター・編集として活動を始めました。いまは、リアルサウンドテック編集部で業務委託をしながら、フリーランスとして自分で取材をしたり、コラム執筆などもしています。年齢は31歳です。
ーーこれまで、携帯電話のプラン契約・キャリア変更は何度経験しましたか?
三沢:僕は高校1年生のときに初めてiPhoneを買ってから、メインの回線のキャリアはずっと変えていないです。ただ、サブ回線は結構ひんぱんに変えていました。大手キャリアはもちろん、いわゆるサブブランドもひと通り制覇しています。
ーーサブ回線を持っている理由は?
三沢:データや電話番号はメインの回線を使っていて、仕事の連絡用としてサブ回線を維持しています。ただ、最近はサブ回線自体の必要性が薄れてきているので、契約しているサービスに付帯している特典を意識しています。
いま使っているのは、「LinksMate」というサービス。対象のゲームがデータを消費しなくなる「カウントフリー」オプションがあるのと、契約特典でゲームのアイテムがもらえたりするので、ただ維持するよりもお得だなって(笑)。
丹治:僕も学生時代からずっと同じキャリアを使っていました。社会人になったタイミングで、自分で携帯代を払うようになったのですが、名義変更で契約を引き継いだ感じですね。この仕事を始めてからは、テザリングをしたり、外で動画視聴をしたりと、データ容量を使う機会が増えたので、たくさんデータが使える「ギガホプレミアム」に変更しました。いまは、ahamoに乗り換えました。
ーーahamoに変更したきっかけは?
丹治:昨年、引っ越しをして自宅と職場の距離が近くなったのが大きいです。ただ、ahamoに変更するときも、評価が出回って、かつ自分のライフスタイルにマッチするなと確信できてからだったので、かなり慎重派なんですよね。探せばもっと安いのがあるけど、踏み込めないみたいな。
はるまき:私も、最初はdocomoを使っていました。社会人になるタイミングで上京をしてからは、料金が安いからという理由でUQ mobileに。加えて、UQ mobileと同時に契約したWiMAX(WiFiルーター)を持ち歩いていました。いまは、ソフトバンクの無制限のプランに変えています。
ーーWi-Fiルーターを解約してソフトバンク1本にしたんですね。やめた理由というのは。
はるまき:仕事柄、外を動き回ったりすることが多いので、Wi-Fiルーターを持ち運ぶとかさばるんですよね。あと、仕事用のパソコンを含めたら3台のデバイスを充電をしなきゃいけないのも大変で。年齢を重ねていくうちに、料金の安さよりもサービスや利便性を重視するようになったかもしれません
丹治:僕も同じですね。フリーランス時代は料金のことを最優先に考えていましたが、会社に入ってからは固定給があるということで、料金よりも信頼を取るようになりました。
ーーそれでは、いま抱えているスマホの悩みを教えてください。
三沢:僕は、かれこれ15年以上同じ携帯番号を使っているので、迷惑電話がめちゃくちゃかかってくるんです。ひどいときは、1日に2~3回とか。
ーーそんなに……!
三沢:仕事の電話も同じ番号で受けているので、登録していない番号からの着信は毎回ビクビクしながら電話に出ています。
丹治:僕は、ahamoに変えてから、データ容量ーーいわゆるギガ数がすごく微妙で。ギリギリ間に合ってはいるんですけど、いつも「もうちょっと使っていたら月末に通信制限がかかってしまっていたかも……」みたいな状況になっているんです。
郊外や取材先にいるときに通信制限がかかったら仕事にならないので困ると思って、たっぷりプランに変えたこともあるんですけど、それだと今度は大幅に余ってしまうし、料金的にもahamoの旨みがなくなってしまう。もっとちょうどいいプランがあったらな、って思っています。
はるまき:私がいちばん困っているのは、iPhoneとiCloudストレージの容量ですね。iCloudストレージは常にパンパンなので……。
ーーデータに関しては、何かバックアップ対策を取っていますか?
三沢:iCloudですかね。写真はまだしも、電話帳とかパスコード類は絶対に消えてほしくないので、iCloudストレージのプランをアップグレードしています。今は200GBのプランを使っていて、そこまでたくさん写真を撮るタイプではないのが幸いしてなんとか間に合っている感じですね。
はるまき:私は、とっていないです。電話帳は、電話番号がなくてもLINEがあれば連絡が取れるかなって。でも、写真がなくなったら困るな……。
それこそ、この前、友人たちとタイに旅行をしに行ったんですが、写真や動画を撮りまくっていたら、ストレージがパンクしてしまって。クラウドへのアップロードにも時間がかかるし、もう大変で。定期的に写真を外部ストレージに移しているんですけど、それも面倒くさいですし……。
丹治:僕は思い出を消していく派なので(笑)。ただ、これまではバックアップなんて必要ないと思ってきましたが、仕事関連のものは消えたらいけないものだらけなので、考えを改めなきゃ。
ちょっとした仕事や生活に“安心”を与えてくれるサービス
ーー画面が割れてしまったとか、紛失してしまったとか、そういったエピソードはありますか?
三沢:昔、スペインで買ったばかりのiPhoneをスられたことがあります。とりあえず、すぐに回線を止めてテンションが地に落ちた状態で過ごしました。さいわい、クレジットカードに付帯していた海外旅行保険が使えて、本体代は返ってきたんですけど、手続きに時間がかかって大変でしたね。
三沢:それはもう、めちゃくちゃきますね。特に多いのが、宅配業者に偽装しているSMS。1回焦ったのが、ソフトバンクになりすましたメッセージなんですけど、「未払いで利用停止になりますよ」って書いてあって。URLが変だったので気づきましたが、ちょうど支払日のタイミングだったので、騙されかけました。
丹治:数打てば当たるみたいな感じなんですかね。自分も、登録していないカード会社から連絡が来たりしますもん。
三沢:マッチしている人からしたら、すごい焦るみたいなね。だから、「不在通知」みたいな連絡になりすますパターンが多いのかも。
ーーKDDIが提供しているauスマートパスプレミアムは、auキャリア以外でも契約できるのでみなさんに今回おすすめしたいのですが、色々な特典やスマートパスのあんしんサービスのなかで、気になるものはありますか?
三沢:フィッシング詐欺を事前に防止してくれるアプリは気になりますね。最近は巧妙なフィッシング詐欺が増えているので、いつか引っ掛かっちゃうんじゃないかなって不安があって。あとは、スマホ故障紛失時に負担金をもらえるサービスもうれしいですね。iPhoneをスられたとき、すごく大変だったので、その負担が減るとしたら入っておいた方がいいなって。
丹治:僕が気になったのは、街中で安心安全なau Wi-Fiのスポットを探せるサービスです。出先で安全なWi-Fiが利用できるというのは、外出の多い編集者にとって何よりうれしいものなので助かります。
ーーこのサービスは、検索用のページでレストランや居酒屋など、街中のau Wi-Fiスポットも探せるらしいです。
丹治:それはありがたいです! 急遽確認しなければならない原稿や資料があったりするので、パッと調べて入れるのはいいですね。前に、半地下の居酒屋で飲んでいたときに、電波が繋がらなくて、外で立ちながら記事を書いたこともあるので(笑)。
はるまき:私も、au Wi-Fiのスポットを探せるサービスはありがたいです。近所の喫茶店の環境は頭に入っているけれど、そうじゃないところだとWi-Fiを探してさまようこともあるので(笑)。故障紛失サポートに、スマホだけでなくApple Pencilが入っているのも個人的にはうれしいです。
あと、雑誌が読めるのもありがたいですね。漫画とかは好きなものを自分で購入すればいいけれど、雑誌は回転が早いしすべてを買うわけにはいかないじゃないですか。でも、トレンドの情報が詰まっているので、読めるものなら読みたい!
三沢:たしかに、『auスマートパスプレミアム』ってエンタメのサービスも充実してますもんね。ドラマや音楽が視聴できるのもうれしいです。
ーー最後に、同世代の人にスマートパスをおススメするならどういった点を強調したいですか?
三沢:auとUQ mobileのユーザーは問答無用で入っていいと思います。お得なことが多すぎる! 雑誌1冊読んだだけで元が取れるのに、ローソンのクーポンがもらえたり、映画が安く観られたり。その上、保証もつくなんてという感じです。
丹治:社用携帯がない会社員の方は、迷惑メッセージブロックの機能がきっと役立つと思います。電話に出るのを躊躇わなくてすむので。
三沢:それ、僕じゃん(笑)。でも、本当に困っているし、auユーザーじゃなくても入れるみたいなので入っちゃおうかな。
はるまき:私は、出張で海外に行く機会が多い友達がいるので、早速おすすめしてみます。紛失したときに少しでも保証してくれるサービスがあると安心ですよね。位置情報で居場所を探せる「あんしんナビ」も、子どもがいたり、祖父母の介護をしたりしている人は使えそうだなと思いました。