Z世代が抱える“スマホの悩み”とは？　現役大学生たちに聞いてみた

取材＝中村拓海、構成＝菜本かな、写真＝梁瀬玉実

　誰もがスマートフォンを持つようになった世の中。世代や性別など、それぞれの属性が持つ悩みは細分化されているように見えるが、通信やセキュリティなど意外と共通していたりもする。

　そんなスマホの悩みについて、今回はリアルサウンドテックで連載『#bienoZ世代インサイト』を持っている株式会社bienoの代表取締役・奥原ゆきのさんと、現役大学生の平川そよ花さん・粂川慎之介さんの3人に話を聞くことに。

　スマホネイティブのZ世代である3人が抱えている悩みと、それを解決できる方法とは？KDDIが月額料金548円で提供している『auスマートパスプレミアム』の「あんしんサービス」が持つ様々なサポートをもとに語り合ってもらった。

〈Z世代の悩みは“通信”と“容量”？〉

株式会社bienoの代表取締役・奥原ゆきのさん、現役大学生の平川そよ花さん、粂川慎之介さん — 株式会社bienoの代表取締役・奥原ゆきのさん（左）、現役大学生の平川そよ花さん（中央）、粂川慎之介さん（右）

ーーまずはみなさんの自己紹介をお願いします。

奥原ゆきの（以下、奥原）：慶應義塾大学の3年生で、株式会社bienoの代表取締役社長をしています。

株式会社bieno 代表取締役奥原ゆきの — 株式会社bienoの代表取締役・奥原ゆきのさん

平川そよ花（以下、平川）：わたしは、青山学院大学の2年生で総合文化政策学部に通っています。『ミスミスター青山コンテスト2023』に出場してから、インフルエンサーやタレントとしての活動を始めました。将来は、アナウンサーを目指しています。

粂川慎之介（以下、粂川）：中央大学法学部の2年生で『Mr.&Miss Chuo Contest』の運営をしています。渉外局で、協賛いただいた企業様とのやり取りをしていました。

ーーありがとうございます。さっそくですが、みなさんキャリアの契約はご自身でされていますか？

奥原：大学2年生のときに会社を起業したタイミングで、初めて自分で契約をしました。

平川：わたしは、高校生のときに初めてスマホを持ってから、ずっと親が契約をしてくれています。ただ、大学卒業までには自分で契約をしたいと思っているので、なにを基準にキャリアを選べばいいのかなど重視するポイントをお聞きすることができたらうれしいです。

粂川：自分も平川さんと同じで、まだ契約をしたことがないです。キャリアを選んだこともなく、親がdocomoだったので自分もなりゆきでdocomoに……という感じで。今回、いろいろなサポートを知ることができたらいいなと思います。

ーーみなさんが、ふだんスマホを使うなかで感じている悩みはありますか？

奥原：わたしは、外でオンラインミーティングをすることが多いので、どうしても通信料が多くかかってしまいます。ポケットWi-Fiを持ち歩くにも荷物が多くて入らないし、使い放題のサービスにしても、一定量以上を使うと通信速度の制限がかかったりするので困っています。テザリングを使ったりすると特にそうなりがちなんです。

平川：めちゃくちゃ分かります！

奥原：Wi-Fiと充電は、場所探しのポイントになるよね。

平川：ただ、わたしは、外でよくわからないWi-Fiに繋ぐのがちょっと怖いんです。父からも「外であまりWi-Fiを繋がないように」と言われていて。データを抜き取られたりとか、よく聞きますよね。でも、Wi-Fiを繋がないとすぐに通信速度の制限がかかってしまうし。

粂川：ぼくは、今年ファイナリストのマネージャーをさせていただいていたのですが、撮影のデータを全部保存して確認しなければならなかったんですね。容量が重いのと、学生団体の仕事でメールを頻繁に送らなきゃいけなくて。授業もあるから隙間時間で作業をしなければならないのに、ギガが足りなくなってしまうことが多々ありました。

ーーそういった場合は、どうされていたのですか？

粂川：その時期は、親に「無制限にしてくれ」とお願いをしたり、ストレージを月額で購入させてもらっていました。

ーーなるほど。通信以外のお悩みはありますか？

平川：画面をすぐに割ってしまうのも悩みです。フィルムを変える前の無防備な状態で落とすとバキバキになってしまったりして……。