人気芸人たちの“若かりし頃”を一挙公開 M-1王者の変化にダイアン「めっちゃ腹立つ」

 吉本興業が運営するタレント養成所「NSC」の中で大阪校22期は、特に多く人気芸人を輩出したことから“華の22期”と呼ばれる。この“華の22期”の芸人たちは卒業から24年を経て、どのような外見上の変化を遂げているのか?--そんな検証企画を行う動画がこのほど、同期生を代表する売れっ子の一組であるダイアン(ユースケ、津田篤宏)の公式YouTubeチャンネルにて公開された。

 2024年3月8日に公開した「【NSC22期】同期のビフォーアフター見てみたらみんなすごい顔してた【ダイアンYOU&TUEB】」と題した動画は、ダイアンの2人が、大阪NSCで同期だった芸人たちの若かりし頃と現在の写真を比較して、ビフォー/アフターを楽しむという内容。

 最初に見比べたのはNON STYLE(石田明、井上裕介)の写真。デビュー当時は2人とも茶髪で同じ黒系のスーツを羽織っていたが、現在は石田が白のスーツに白ネクタイ、井上が黒のスーツで、ともに落ち着いた黒髪となっている。昔と比べていまは、キャラクターが確立されたことに加え、ともに40代であることから年相応の余裕がある印象だ。

 津田は「石田はなんかええ感じになってきたなぁ。最初の頃、石田見てられへんもん。おもろいこという顔ちゃうもん(笑)」「一番最初の井上の顔見てみ? めちゃくちゃ腹立つで?(笑)」と寸評。一方のユースケは「当たり前やけどいまの写真はだいぶ大人になってる」「見比べたらすぐわかるよな。NON STYLEなんて俺らからしたら、あんまり変わってない感じするやん」と評した。

 南海キャンディーズの山里亮太も同期の桜の一人。NSC入学前からデビュー当時、さらには現在と計4枚の写真が提示されたのだが、年を経るごとにタレントとしての風格が出る一方で、トレードマークの赤い眼鏡だけは20数年間変わっていなかった。これにユースケは「山ちゃんってずっと赤い眼鏡なんやな」と驚きをあらわにし、津田は「徹底してるわ」と感心していた。また2人は、山里のNSC入学前の写真にも注目。全くあか抜けていないそのルックスを見た津田が「どうやったら人気でんねんこっからと思うよな」と話すと、ユースケは「山ちゃんってやっぱりすごいよな」としみじみと語っていた。

 変化率の大きさが際立っていたのは、ピン芸人の中山功太だ。NSC入学前、若手時代、現在と3枚の写真が並べられたのだが、NSC入学前はユースケが「家出少女やん」と喩えるほど、女性のような中性的ルックスとなっていた。そこから四半世紀あまりを経た現在のニット帽を被った写真について、津田が「このニットのなか、めちゃくちゃハゲてんねやろ?」と尋ねると、ユースケは「なんかの時に帽子被っててん。『1回見せてや』って言うてみたときは衝撃やった」「びっくりするくらいハゲてた」と振り返っていた。

 反対に、2人が「なにも変わってない」「一番変わってない」と評してのが、ネゴシックスだった。とはいえ、NSC入学前、ブレイク当時、現在と、3枚の写真をよくよく比較してみると、年を重ねるほどに柔和な表情になっている。ユースケは「一番変わってないけど、やっぱり3番目(現在の写真)は落ち着いてるな」と指摘し、津田は「たしかにだんだんお母さんみたいになってきた(笑)」と共感していた。

 このように、人気芸人の変化の度合いや垢抜け具合が楽しい本企画。NSCの同期芸人に限らず、他の期生にも間口を広げて、第2弾、第3弾の公開にも期待したい。

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