『BADHOP 1000万1週間生活』#2ーー港区女子のハニトラに遭い、空を飛び、高級寿司を食う
Benjazzy、港区女子とのLINEで気分上々? YZERRの“ハニートラップ”を朝から満喫
前回の【#1】オンエアから間もなく、X(旧:Twitter)を中心に、今年最初のミームを巻き起こしている『BAD HOP 1000万1週間生活』。ミームの中心は、共同生活初日から大活躍だった、Benjazzyこと石川幸和。シェアハウス到着後すぐ、備え付けのカラオケでマイクチェック代わりに、十八番であるClass「夏の日の1993」を熱唱すると、その日の夜にセッティングされた“港区女子”との人生初合コンでは、強烈な顔芸を持つ相手と“愛してるよゲーム”で世紀の一戦を繰り広げる。さらには、Tiji Jojoに声を掛けるも華麗なスルーを喰らったうえ、美女に挟まれ思考停止して、普段は見せない“陰キャ”な一面を晒してしまったり……。
そんな彼にも、少し早めな春の予感が。途中、席替えで隣にやってきた黒髪清楚の美女・まゆこと“いい感じ”に。この美女、長年の付き合いであるYZERRらも太鼓判を押すほど、Benjazzyの“どタイプ”である。これまで、アルバム『Mobb Life』収録の「#リバトーク Skit」でも、苦手な女性の特徴として「髪を横にかきあげる」「(友人らと二本指を組み合わせて)ピースで星とかになっちゃう系」「いるだけでボースティングしているような女」を挙げるなど、散々すぎる偏見を披露してきたBenjazzy。こうした女性がSNSに投稿した写真をわざわざ調べ漁り、リリックを制作する際の燃料にすらしていると語っているくらい、性格が曲がっている。そう思うと、まゆこは本当にタイプ以外の何者でもないのだろう。
今回の合コンで唯一、別室での2ショットへの持ち込みに成功すると、まゆこからの誘いで連絡先もしれっと交換……。とはいえ、この直前にもシュールな事件が。クルー随一の“ファッションオタク”は、この日もPRADAのバケットハット、Maison MIHARA YASUHIROのビンテージライクシャツにスニーカー(ともに、最新シーズンである2023AWのもの)、THE ATTICOのカーゴパンツとハイプなスタイル。そしてシャツのボタンを外すと、インナーには大阪発のヒップホップクルー・韻踏合組合のTシャツが。「韻踏合組合 知らない?」と、自慢げに勝負服を見せつけたが、普通の女子であれば“あ?”という感想以外に浮かばないし、まず連絡先も交換しないだろう。
上手い話には裏がある。しかもこれは、“あの悪の天才”がいる、BAD HOPの番組で繋がった縁。裏がないはずがないし、YZERRの企みがあるのが当たり前だ。そう実は、まゆこはYZERRが用意した仕掛け人。簡単に言えば、“ハニートラップ”である。リリースを控えるラストアルバムの制作と同じくらい、クルーでやり残したこととして、メンバーへのドッキリを仕掛けることを大切に考えてきたと、YZERRは事前予告でも語っていた。
ちなみにYZERR曰く、Benjazzyが女性に送るLINEは気持ち悪いらしい。ラップスキルはもちろん、リリックの作り込みも玄人レベルだからこそ、妙に納得感を抱いてしまう。2日目も起きがけから「ベンジャジーさんすごく話しやすくて勝手に惹かれちゃいました」という、まゆこ(ではなくYZERR)のメッセージから、「おしとやか!」と人柄を褒め返す返信をするなど、イカつめのラッパー同士が恋文を送り合う光景がシュールに映し出された。Benjazzy、悲しすぎるぜ。
Bark、ゴーカート対決で本気のコーナリング 止まらないG-k.i.dのスポーツマン化も
朝マックを食べ終えた一向。2日目最初に向かったのは、ゴーカート場。この日のメインイベントであるスカイダイビングを前に、T-PablowとYZERRこと“岩瀬兄弟”の提案で、ゴーカートのタイムアタックの結果を持って、誰がスカイダイブするのかを決めることに。8名のうち1位になったメンバーは、好きなメンバーを指名できるほか、ビリはその時点で“ヘリ行き”確定だという(と提案しながら、YZERRのスウェットに、朝の歯磨き粉の塊がへばりついて固まっているのがまたかわいい)。
そもそも今回の共同生活では、YZERRらより、人のお金を使って、仲間の嫌な顔が見たいと事前に宣言が。そのターゲットの一人が、スカイダイビングの可能性を前に、誰よりも眉間に皺を寄せているBarkだった。ゴーカートの最初の挑戦者となり、「体が入っちゃってるもん」と指摘されるほど、運転中はガチなコーナリングを披露したBark。そのほか、T-Pablowが水たまりに突貫してびしょ濡れに。Yellow Patoはコーナリングに失敗し、クラッシュ。最下位でスカイダイビング決定となった。
そして肝心の1位は、昨年はゴルフでもホールインワンを達成するなど、ここ最近のスポーツマン化が止まらないG-k.i.d(着用しているアパレルブランド・KAPITALのセットアップが、レーサーに見えているというツッコミも飛び交った)。ちなみに、Barkは6位だった。健闘虚しく。